省エネな彼女*凉野風介* (ページ2)

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1話ページ2

Aside

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘｯ············

うるさく鳴る目覚まし時計を止め、時刻を見···············ようとしたけど、ムリ。

眠い。おやすみない。

「「「「Aーーーー!!!!!」」」」

私の名前を呼ぶ声が聞こえた············気がするなあ。

来たか·········そう思い、より一層深く布団をかぶった。

ドタドタ················バン!!

南「おい、起きろ」

「くー········」

緑「A、寝たふり下手くそだね!!!!」

「うっさい、なに勝手に家入ってるの······」

基「Aのお母さんが入れてくれたよ」

「お母さんめ······」

凉「起きろ、いつまで寝ている」

そう言って風介は私から布団を剥ぎ取った。

「さ、寒いって、」

凉「ならば、早く起きるんだ」

「もー分かったって····」

基「急いでね、もう時間ギリギリだよ」

「はあーい············ふぁ」

凉「·················寝るんじゃないぞ」

「·················はい······」