絶対スクープシナモンアップルジュース ページ8
「何かいい情報ないかな〜」
私は桜時真緒。週刊誌の会社の社員だ。
でも、うちの会社は最近、どこの会社でも取り上げている内容しか載せていないため、あまり伸びていない。
「何かもっと、ドーンとなんか大きなニュースないかな、、、」
「それならお姉さん、絶対スクープシナモンアップルジュース、なんていかがでしょう?」
「シナモンアップル、、、?」
丁度夏なのに変に寒くて、体の温まるものを探していたのだ。
「絶対スクープって、、、」
「これを飲めば、貴方の見つけた出来事は、全て大ヒットします!」
「そんなわけ、、、」
軽く受け流しつつ、少し期待する。
「どうぞ」
「ありがとうございます、、、」
受け取ったジュースを、一口口に運ぶ。
シナモンのおかげで、体が温まってきた。
じんわり汗も出てきたところで、飲み干すと、私は店を後にした。
お題について聞くと、趣味でやってますから、と受け流されてしまったのだ。
「それに、、、」
等と聞こえたが、もう少しで会社の昼休みも終わるくらいなので、急いで戻ることにした。
「あれ、、、」
その時、町に人気俳優を見つけたのだ。今ドラマで話題の。
「へえ、、、○○ちゃんって、、、」
あの人って、モデルの?歳の差カップルじゃない〜
等と考えながら、スクープスクープ!大スキャンダルじゃん!私ってついてる〜
と、バレないように写真を撮った。
「編集長!実は、、、」
スクープのことを話し、ことの顛末を教える。
その話はどこの会社もスクープしていなく、今週の記事のトップを飾った。
私はまだ気づいていなかった。このことがあんなことに繋がるなんて、、、
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桜とおもち(プロフ) - イベント参加ありがとうございます! とっても素敵ですね! 絵はもちろん文章もーーー 話に引き込まれて行った! 右星&お気に入り失礼します! (2022年8月12日 19時) (レス) @page7 id: acf700690e (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - 絵が綺麗でとても引き込まれました!これからも頑張ってください! (2022年8月12日 19時) (レス) @page5 id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
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