◆ ページ3
「ねえねえ、ツキちゃん、見てみて！」
「ち、、、千賀？！」
「知らないの？モデル、スカウトされたんだよ！」
「へえ、、、」
嘘、嘘！
千賀はクラスでしか人気なかったのに！何で学校中から人気の私がスカウトされないわけ？
私ももっと人気になりたい！
千賀より、認められたい！
このままだとみんな千賀の方に行っちゃう！
何故、どこからか、それさえもわからない焦りと妬みが、湧いてきた。
私が、人気者と、美しいと決まったわけではないのに。
「先生、、、」
「ああ、千賀」
「、、、あ、そうだ！」
バラしちゃおう。千賀のこと。
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「今朝、未成年の女子生徒に卑猥な行為をしたとして、男性教員が逮捕されました。警察は、、、」
私は、あの後二人の写真を撮り、声を録音し、校長室へ向かい、報告をした。
先生は懲戒解雇、千賀は停学三日の処分が下された。
「ツキのおかげだよ〜正直あの先生も嫌いだったしいい気になってる千賀も苦手だったから」
「千賀ちゃん、せっかく人気になってたのにね」
「デビューして数日で処分下されるなんてね」
「そういえばツキちゃん、めっちゃ可愛いよね〜」
「モデル向いてるんじゃない？」
「え〜そうかな、、、」
と頭をかく。
・・・放課後・・・(早いよ！という意見は受け付けておりませｎ・・・)
「ねえねえ、そこのあなた、モデルに興味ない？」
「え？」
帰り道、千賀の所属していたグループのスタッフが話しかけ来た。
「ほら、千賀ちゃんが抜けて今度の雑誌が、、、」
来たっやった〜
気づけば私は、やります！と勢いよく話していた。
「そう。話が早くて助かるわ」
それから親にいろいろな説明をして承諾してもらい、私は本格的にモデルを開始することになった。
〜三日後〜(さすがに早いって)
「凄ーい！代役、ツキちゃんになったんだー」
「えへへ、、、」
三日後、千賀は教室の陰で、暗い空気を出していた。
「見ろよあの子、モデルになった、、、ほら、千賀の代わりにピンチヒッターになった星崎ツキじゃね？」
「ホントだ、可愛いよな〜そうだ、ねえねえツキちゃん、今日の放課後遊びに行こうよ〜」
「スミマセン先輩方、今日私、撮影あるので！」
私が一番かわいい。なんて心の中で思い込んでいる。
教室に入ると、皆が小声で話しているのが見えた。
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桜とおもち(プロフ) - イベント参加ありがとうございます！ とっても素敵ですね！ 絵はもちろん文章もーーー 話に引き込まれて行った！ 右星＆お気に入り失礼します！ (2022年8月12日 19時) (
レス) @page7 id: acf700690e (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - 絵が綺麗でとても引き込まれました！これからも頑張ってください！ (2022年8月12日 19時) (レス) @page5 id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
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