博麗神社、第二の巫女！ (ページ3)

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2話目ページ3

貴方side

「中にお入り下さい」

「どぅわっ！」
「ひゃっ！」

「なんでそんなに驚くのですか？」

クスクスと笑うメイド服の少女は十六夜咲夜
時を操れる、超がつくほど便利な能力をもってる紅魔館のメイド長

「急にでるなよ～
びっくりするだろ」

「お嬢様は特に驚きませんけど？」

「レミリアは特別なのよ
慣れてるし」

「まぁ、とにかく入ったらどうです？
お菓子も用意しておりますし」

「よしっ！
じゃあ邪魔するぜ！」

「お邪魔しまーすっ」

「あら、遅かったじゃない
私、とっくにお菓子食べてるわよ」

「はぁ！？
ちょっとは待てよ！！
みんな待ってくれてるだろ！？」

「魔理沙のためじゃあないわ
Aのためよ」

なんか照れるわ…

「たしかに、魔理沙よりもAの方が可愛いしね」

「あっ！パチュリー！
よかった！範囲魔法をちょっと教えてくれないかしら？」

「えぇ…もちろんいいわよ
まぁでもその前に、咲夜の淹れてくれた美味しい紅茶とお菓子を食べましょう」

速く教えてほしいところでもあるけれどまぁ一理あるわね
紅茶でも飲んでのんびりしましょう

～～少女休憩中～～

「ふぅ…咲夜の淹れるお茶はとっても美味しいわね」

ニコッと笑うレミリア

うーん大人だ

「そういえば、フランはどうしたんだ？
みてないが…」

「あぁ、フランなら今部屋で寝て…」

「お姉様！なにお茶会だなんてやっているの！プリンも無くなっているし！」

「あら、フラン起きたのね
お茶会ならまだ始まったばかり
さぁ座って座って」

「違うよ！プリンはどこにいったの！？」

プリンかい

「あら？あのプリン、中々なくならないから食べちゃったわよ
フランのだったのね」

あ、こ、これは

「お姉様の…！

バカァァァァッッッッ！！！！」

うっ…
鼓膜が破れそう

フランが叫んだ瞬間、パチュリーは倒れてしまった

「うわっ！パ、パチュリー！？
大丈夫！？」

「パチュリー様、今すぐお薬をお持ちいたしますっ！」

まぁすぐに咲夜が薬を持ってきてくれて、事なきを得た

が、しかし

「お姉様！なんで勝手にたべちゃうのよっっ！」

「仕方ないじゃない
腐ったらどうするのよ」

「今日食べようと思ってたの！」

「なら言ってちょうだい
私は誇り高き吸血鬼、さとり妖怪ではないもの」

こっちは現在進行形で姉妹喧嘩だけどね

呆れるわ
よく飽きないわね…