博麗神社、第二の巫女！

9話目 ページ13

えーっと…
あ、良さそうなの発見！

私は今、本探しの真っ最中だ

「新たな魔法を身に付けたい！
そんな貴方にぴったりの魔法！
〜上級魔法編〜」


私にぴったりじゃない


これは決まりね！


でもこんな本パチュリーが持ってるだなんて意外
まぁ、こんなに大きければあるわよね

あともう一冊欲しいわね…



高いところは届かないから箒で探してみつけた本は…



「初心者向けの下級魔法」

私初心者じゃない…

「道具を使った簡単上級魔法」

道具あるけど、どこいったっけ？

「妖怪でもできる！
下級魔法」

そんなに簡単なのはいいわ

「基本の基礎の魔法薬！」

魔法薬はもう間に合ってるわ


悩んだ結果、

「上級者向け！
厳選！最上級魔法！」

にした


最上級魔法だなんてちょっとそそられるじゃない？


よし！

じゃあさっそく練習しようかな


「パチュリー！
練習場所借りるよー？」


「はーい、勝手に使いなさい」


か細い声が遠くから聞こえる


この大図書館迷うのよね


えっと、こっちの方向に練習場が…



あ、あった


扉をキィィ、と音をたてて開いた


そこに広がるのは大きな芝生の広場


パチュリーが魔法でつくったらしいわ


にしても

「すごっ…」

この練習場は壁なんかもあったりしてものすごく使いやすい。
こんなの作るだなんてすごいわ

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