愛してもいいじゃないか！S×J (ページ39)

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喧嘩ページ39

Nside

不穏な空気が漂う楽屋。

今日は潤くんと雑誌の撮影なんだけど・・・。

潤「入りずらいね・・・。」

に「ね・・・。」

メイクルームがダークな雰囲気に包まれている。いや、包まれているのは

どうやら我らがチーフメイクの堂島Aさんだけらしい。

ザッキーに関しては「知りません。」「触れると危険」ってオーラを出しながら

普通に仕事をしているから、どうやら２人の間で何かあったわけではないみたい。

となると・・・。

に「大野さん絡みか・・・。」

潤「だね・・・。神崎さん、普通だし・・・。」

メイクは既に済ましてあるし、取材まで時間があるから

同じテレビ局でドラマの撮影をしている大野さんの所まで

潤くんを連れてすっ飛んでく。

に「大野さん。僕です。」

ガチャッ

潤「あ、野中さん。」

野「二宮さん、松本さん。どうかなさいました？」

に「ちょっと大野さんに用がありまして。」

野「あー・・・もしかして、これですか？」

野中さんはAさんのトレードマークのポニーテールのマネをする。

そうです。と言わんばかりにうなずくと、１つため息をついて僕らを中に入れてくれた。

大野さんの楽屋に入ると、畳にピシッとうつぶせになって倒れてる大野さん。

潤「何この状況。」

に「大野さーん。」

野中「あ、何言ってもダメですよ。朝からずっとこんな調子ですから。」

それでよく仕事で来てたな！！というか・・・。

に「野中さんは何があったか知ってるんですよね？さっき何も言ってないのにAさん絡みだって気づいたんだし・・・。」

潤「そういえば。」

野「えぇまぁ。」

潤「何があったの？」

野「・・・それが。」