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「今ってさぁ…演技してないよね？」
JW「演技？」
「テヨン様の真似とか何もしてないよね」
JW「してないよ 真似した方が元気出るならするけど」
JW「覚えてるセリフ沢山あるからできるよ 何巻？」
「ふふっ」
何巻って…笑
「ううん しなくていい。そのままでいい」
演技じゃない
私を今ドキドキさせてるのは
目の前のジョンウォンだ
タイプでもなんでもないはずの
この人だ
JW「？」
切り替え早くて信じられないけど
自分に嘘つくのは無理だもん
しょうがない
「心配してくれてありがとう」
私は立ち上がった
「失恋はもうほんとに大丈夫！ユナの惚気話とかいくらでも聞けるもん、！」
JW「…ん よかったホントっぽい、じゃあ帰ろう」
「うん！」
私が返事をするとジョンウォンはそのまま先を歩いてしまった
あれ 手
そっかあの子たちにはとっくに抜かされたし必要ないのか
いやそもそももうフリはやめようと言おうとしてたんだ
でも…
ごめんなさい もう少しだけ
この距離でいたいよ
ｸﾞｲｯ
JW「あぁ…繋ぐ？」
「う、うん」
ギュッ
JW「.........やっぱり妹みたいだ笑」
わー
笑ったの初めて見たかも…
「妹みたい」とは別の大事な人が出来たら
どんなふうに大事にするんだろう
ねぇジョンウォンは
JW「なんか ほんとに元気出たね 突然」
恋をしたらどんな顔をするの？
「えーえへっ」
私はたぶん
「(๑´▽`๑)」
こんな顔です
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作者名：ソヌ嫁 | 作成日時：2022年3月19日 10時
