story147 ページ3
一二三「…わかってる。独歩ちんのことも意識してなかったんだから、どうせ俺っちのこともただの幼なじみにしか思ってなかったんでしょ?
それなら、俺っちも独歩ちんと同じ条件で戦わせてもらおうかなぁ」
『一二三も、本気なんだね?』
一二三「あったりまえしょ?Aは、独歩ちんにも譲る気ないから!
だから、もし麻天狼がディビジョンラップバトルで優勝したら俺っちと一緒に歩く未来を考えて欲しいんだよね。
絶対に幸せにするからさ」
『…わかった。私の事、そんな大切に想っててくれてびっくりしたけど嬉しい。
バトル、応援するね』
一二三「…やった!!」
一二三の顔がまるで花咲いたかのようにぱぁっと明るくなる。
だけど私の心は錘を乗せられたみたいにグズグズと沈んでいった。
…私は、満月を裏切ることは出来ない。
だって、あの人の人生を壊した張本人は私なのだから。
それは、わたしの人生をかけて償わなければいけない罪なのに。
翌日--------------------------
『それじゃあ、一二三と独歩!1ヶ月間お世話になりました!本当にありがとう!』
一二三「うんうん!遠慮なくまたおいでね〜」
独歩「ずっとここにいてもいいのに…」
『独歩いつまでもふたりに迷惑かけられないよ。
また来るから。ね?』
独歩「約束だぞ?」
『はいはい。じゃあまたね!』
私は2人に手を振ってタクシーに乗り込む。
必要な荷物は次の目的地に郵送してもらう手筈になっている。
私は席に座ると、タクシーの運転手に声をかけた。
『イケブクロ…萬屋山田までお願いします!』
今日から1ヶ月間、山田三兄弟との生活が始まる。
Into the next storys
一郎「いよいよ今日からAが家に来るんだな…!」
二郎「A、この1ヶ月で俺の事意識させるんだ…」
三郎「Aだけには中坊だって子供扱いされたくない…対等な立場でいたい…!」
-------------キリトリセン--------------
オフクロの皆様お待たせしました、次回からイケブクロ編開幕です!
1つ年上のAちゃんから目が離せない長男一郎、Aちゃんへの恋心を自覚した高校生次男二郎、Aちゃんの天然な態度に冷静に対応しようと思うのについデレてしまう三男三郎。
Aちゃんは1ヶ月間、彼ら3人とどのように生活していくのでしょうか?
次回以降、お楽しみに!
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lotus_r(プロフ) - 華月さん» うわぁ嬉しいお言葉ありがとうございます!なるべく更新送れないようにしていきたいです(泣) (2021年12月25日 16時) (レス) @page31 id: 37f79c4fa9 (このIDを非表示/違反報告)
華月 - いつも見てます(*^^*) 無理のなさらないように頑張って更新してください! (2021年12月24日 13時) (レス) id: e87e41df15 (このIDを非表示/違反報告)
lotus_r(プロフ) - 柃。さん» コメント返信遅くなり申し訳ありませんでした!作者です!この作品ももっと更新頻度上げていきたいと思います! (2021年8月28日 1時) (レス) id: 37f79c4fa9 (このIDを非表示/違反報告)
柃。(プロフ) - 夢主ちゃんのもはや芸になってる鈍感が見ててもどかしいんですけど面白いです!これからも更新頑張ってくださいね^ - ^ (2021年8月16日 0時) (レス) id: 70c717cb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lotus_r | 作成日時:2021年5月4日 2時