story71 side:一二三 ページ25
今日は少し遅めの出勤にしてあって、もうすっかり賑わっているお店に駆け込む。
そもそも今日は有給を消化するように言われたが、独歩も普通に仕事だし家にひとりでいてもつまらないのでこうして店に来るようにしてあった。
ボーイ｢あ！一二三さん！｣
｢遅くなってすまないね、僕のお客さんはまだ来ていないよね？｣
ボーイ｢あ、はい！今日は一二三さんもともと有給予定だったのでご予約は入っておりません！
ですが…ちょっと新規のお客様が｣
｢新規？｣
店内をぐるっと見渡すと、
…あれは、…A？
そこには顔を紅く染めた幼なじみのAがいた。
なんでここに…？
迷いもなく僕はAのテーブルへ駆ける。
｢リョウくん、｣
リョウ｢一二三さん！…どうしましょう、俺…｣
『…んぁ？あーー！一二三じゃぁん』
これは…完全に酔ってるな。
これは…男装？しているようだけど何をしたんだか帽子は取れているしゴムもほとんど解けている。
『ふみぃ〜ひふみぃーー』
Aが僕の方へ手を伸ばして僕を求めるように名前を呼ぶ。
…A、お酒弱かったのか。
『ねぇ〜おかわりのーーむ！』
リョウ｢え！？いや、お代わりは｣
『なんれぇ？なんか、らめなの？』
リョウ｢いや…｣
……
｢リョウくん、悪いけど今日は僕帰らせてもらっていいかな？…本当にすまない。今来たばかりなのに｣
リョウ｢え？あ、わかりました！
今日一二三さんもともと有給でしたもんね。オーナーには伝えておきます。｣
｢ありがとう、助かるよ。…こちらの女の子は僕の知り合いなんだ。
この子を介抱するために今日はもう帰るよ｣
そう言って彼女をお姫様抱っこをする。
半分眠っていたAは僕に抱き抱えられてうっすら目を開けた。
『ふふふ、一二三の匂いだぁ』
…かわいい…、こんな姿この店の誰にも見せたくない。
僕だけが知ってればいい。
｢…A、僕の家に行ってもいいかな？｣
『イエ？…ひふみにぃと独歩にぃのおーち？』
ひふみにぃか、昔を思い出すな。懐かしい。
｢そうだよ｣
『いーよぉ！』
そう言うとAは僕の首に腕を回す。
…ダメだ、我慢するんだ、一二三。
まだ、Aは僕のじゃない。
ちゃんと手に入れてからだ。
あぁ、早くこの子を抱き締め返したい
---------一二三＆独歩'shouse----------
｢もしもし、独歩君？｣
独歩｢一二三？どうしたんだ？こんな時間に｣
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hani-R - ルキさん» ルキ様。コメントありがとうございます。｢ハマにハマれ｣ですね笑わかりますめちゃくちゃわかります。ヨコハマは声優さんがキャラクター本人過ぎてもう心臓に悪いですよね…笑 (2021年2月13日 23時) (
レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 僕の推しは寂雷先生と独歩ちんです！！！！！！！最近、浅沼さんにハマってそこから駒ちゃん神尾さんとどんどんハマもハマりつつあります！ (2021年2月13日 15時) (レス) id: 5d86928a65 (このIDを非表示/違反報告)
hani-R - Rさん» R様。作者です！コメントありがとうございます！心中お察ししますよ笑笑ほんとにみんなかっこよくて可愛くてそれなのにバチバチのラップかまされたらそれはもう惚れますよね笑三郎君！可愛い！なのに神童！好きになるしかない！笑 (2021年2月4日 7時) (レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - コメント失礼します！！！推し？みんな顔が良すぎて‥三郎です！！！←もう、なんだよ‥顔が良いッ‥‥‥すいません取り乱しました‥失礼しました！！！ (2021年2月2日 21時) (レス) id: 104d0cd352 (このIDを非表示/違反報告)
hani-R - らんらんさん» らんらん様、作者です！リクエストありがとうございます。全てを反映しきれるかわかりませんがなるべくストーリーに取り入れられるように頑張ります。これからも楽しんで読んで頂けると幸いです。 (2021年2月2日 18時) (レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lotus_r | 作成日時：2021年1月8日 1時
