story64 ページ18
『もしもし、左馬刻どこにいるの?』
山田家にお邪魔してから2日後。
今日は左馬刻に夜、空けておけと言われた日だ。
今の時刻は6:00。
待ち合わせの広場に来ているのだけど左馬刻の姿が見つからず、彼に電話したところだった。
左馬刻「…」
おかしい。
左馬刻と電話が繋がっているはずなのに彼から返答が来ない。
『おーい、左馬刻??』
左馬刻「…つか、…った」
『ん?聞こえない、なんて』
左馬刻?「あ、もしもしAですか?」
『え、あ、はい。』
…この声、左馬刻、じゃないよね??
えーと、聞いた事あるな?…誰だ?えっと…
あ!
『銃兎…?ですか?』
銃兎「正解です」
『え!?なんで左馬刻の電話に銃兎が…』
銃兎「左馬刻が今日1日ソワソワしてるのでおかしいと思って問い詰めた(尾行した)んですよ。
そしたらまさか貴女との逢瀬だったとはね」
『逢瀬って…』
銃兎の毒のある言い方に苦笑いしながら答える。
銃兎「せっかくなので我々も同行してもいいですか?」
我々?…銃兎も一緒に出かけるってこと?てこと?
銃兎?「Aか?」
あれ?また声が変わった…この声は…
『理鶯、?』
理鶯「あぁ、そうだ。
小官も一緒について行ってもいいだろうか。左馬刻や銃兎、Aに」
『もちろん!人は多い方がいいよね!』
理鶯「そうか。ならば良かった。」
『あ!理鶯も来るんなら私あれ食べたい!!理鶯のお手製料理!!』
左馬刻/銃兎「は?」
つい大きな声で叫んでしまった私の声が電話越しに聞こえたのか左馬刻と銃兎が短く悲鳴をあげた。
どうしたんだろう?なんかあったかな?
理鶯「そうか。それは小官も嬉しい。
では今日はいい食材が手に入った事だし、そうするか__」
左馬刻「てめぇ、正気か!?」
理鶯が言い終わらないうちに左馬刻の声に変わる。
理鶯、携帯奪われたみたい。
左馬刻「お前は理鶯の料理食ったことあんのか?ねぇんだろ?ねぇからそんなこと言えるんだ。
やめとけあいつの料理は」
『何言ってるの?左馬刻。
私昔ずっと理鶯の作ったご飯食べてたんだよ?ほら、…イモリの___』
左馬刻「わ、わかったわかったから、!それ以上言うな!!」
『うん?…それで左馬刻、どこにいるの?
私見つけられな…あ!いた!』
私は携帯を掴んでまずい、と言うような顔をした左馬刻と青い顔をしている銃兎と、嬉しそうな顔の理鶯を見つけた。
220人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hani-R - ルキさん» ルキ様。コメントありがとうございます。「ハマにハマれ」ですね笑わかりますめちゃくちゃわかります。ヨコハマは声優さんがキャラクター本人過ぎてもう心臓に悪いですよね…笑 (2021年2月13日 23時) (レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 僕の推しは寂雷先生と独歩ちんです!!!!!!!最近、浅沼さんにハマってそこから駒ちゃん神尾さんとどんどんハマもハマりつつあります! (2021年2月13日 15時) (レス) id: 5d86928a65 (このIDを非表示/違反報告)
hani-R - Rさん» R様。作者です!コメントありがとうございます!心中お察ししますよ笑笑ほんとにみんなかっこよくて可愛くてそれなのにバチバチのラップかまされたらそれはもう惚れますよね笑三郎君!可愛い!なのに神童!好きになるしかない!笑 (2021年2月4日 7時) (レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - コメント失礼します!!!推し?みんな顔が良すぎて‥三郎です!!!←もう、なんだよ‥顔が良いッ‥‥‥すいません取り乱しました‥失礼しました!!! (2021年2月2日 21時) (レス) id: 104d0cd352 (このIDを非表示/違反報告)
hani-R - らんらんさん» らんらん様、作者です!リクエストありがとうございます。全てを反映しきれるかわかりませんがなるべくストーリーに取り入れられるように頑張ります。これからも楽しんで読んで頂けると幸いです。 (2021年2月2日 18時) (レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:lotus_r | 作成日時:2021年1月8日 1時