story57 ページ11
乱数｢わかったぁ〜わかったからぁ〜ボクのこと嫌いにならないで、おねぇさーーん！｣
うわぁーんと泣いた様に…(泣いたふりなのだろうけど)私に抱きついてくる、乱数。
さっきとの打って変わりように私もびっくりしてしまう。
『ちょっ、乱数!?』
乱数は私の声にお構いなく頭を振りながら私の胸に顔を埋める。
ピンク色の髪の毛が私の視界の中で左右に揺れる。
『乱数、大丈夫だから、ね？
…怒ってないよー、乱数〜、大丈夫だよ？』
と、言った瞬間。
私の体は抱きしめられていた力から開放された。
乱数｢良かった★おねーさんが怒ってなくて｣
…乱数…やっぱり泣き真似だったのね
幻太郎｢…貴女は、乱数と仲がいいんですね？｣
『仲がいいというか…私が乱数のペースに飲まれてしまうんですよ…』
幻太郎｢そうですか。
…貴女と乱数をモデルにしたら面白い話が書けそうですねぇ…｣
『え！？』
乱数｢あははっ！幻太郎、それいいね！やってよ！！｣
帝統｢…嫌だ｣
……ん？…有栖川、さん？今なんか呟いたよね？
…聞き間違い？
帝統｢気に食わねー、そんな話。｣
私を睨みながら、吐き捨てる様に言う有栖川さん。
んー…やっぱり、嫌われてるのかな？なんでだろう？
幻太郎｢…はいはい。小生は今忙しいのでやるならまた今度にしましょうね、乱数。
…小生のペットも嫌がっているようですし、｣
乱数｢えー…わかったよぉ｣
『夢野先生は例のイベントの日にあまり近くにいないで欲しい、楽屋には1人にして欲しいなど希望はありますか？』
幻太郎｢いえいえ、有りません。
…きっと、貴女は小生の性格、好き嫌いは小生に聞かなくてもわかると思います…｣
『え？…なんでですか？』
幻太郎｢なぜなら貴女は小生と血を分けた生き別れの兄妹…小生と貴女の性格はきっと相違ないはずです…｣
『い、妹!?私にはお兄ちゃんもいたんですか…？』
幻太郎｢まあ、嘘ですけどね｣
『嘘？』
私の戸惑いを横目に夢野先生はクスッと笑って有栖川さんとソファへ座る。
私はその時に理解した。
ｺﾉﾋﾄ
夢野先生も左馬刻と同じく警戒しなければいけない人だ、と。
それからは私はマカロンを食べながら夢野先生に色んな質問をした。
仕事のために守護対象者の知っておけることは知っておきたい。
時々嘘も混じってたけど先生は私の質問に満遍なく答えてくれたので、この仕事は上手くいきそうだ。
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hani-R - ルキさん» ルキ様。コメントありがとうございます。｢ハマにハマれ｣ですね笑わかりますめちゃくちゃわかります。ヨコハマは声優さんがキャラクター本人過ぎてもう心臓に悪いですよね…笑 (2021年2月13日 23時) (
レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 僕の推しは寂雷先生と独歩ちんです！！！！！！！最近、浅沼さんにハマってそこから駒ちゃん神尾さんとどんどんハマもハマりつつあります！ (2021年2月13日 15時) (レス) id: 5d86928a65 (このIDを非表示/違反報告)
hani-R - Rさん» R様。作者です！コメントありがとうございます！心中お察ししますよ笑笑ほんとにみんなかっこよくて可愛くてそれなのにバチバチのラップかまされたらそれはもう惚れますよね笑三郎君！可愛い！なのに神童！好きになるしかない！笑 (2021年2月4日 7時) (レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - コメント失礼します！！！推し？みんな顔が良すぎて‥三郎です！！！←もう、なんだよ‥顔が良いッ‥‥‥すいません取り乱しました‥失礼しました！！！ (2021年2月2日 21時) (レス) id: 104d0cd352 (このIDを非表示/違反報告)
hani-R - らんらんさん» らんらん様、作者です！リクエストありがとうございます。全てを反映しきれるかわかりませんがなるべくストーリーに取り入れられるように頑張ります。これからも楽しんで読んで頂けると幸いです。 (2021年2月2日 18時) (レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lotus_r | 作成日時：2021年1月8日 1時
