story7 ページ10
碧棺左馬刻。
元TheDirtyDawgのメンバー。
そして私の在住地ヨコハマ・ディビジョンの代表チームMAD TRIGGER CREWのリーダーだ。
ラップとか興味ないからよく知らないけど。
ヤ〇ザをやっているって聞いたから…ここは関わないで逃げるのが得策かな。恩はあるけど、見返りを求てきそうな人じゃなさそうだし。
『あの、ありがとうございました。』
左馬刻｢…ぁあん？
勘違いしてんじゃねえぞ。俺はお前なんか助けたわけじゃねぇ。
俺様の土地でふざけたこと抜かしてる奴がいたから締めただけだ。｣
…これがこの人なりの優しさなんだろうか。
助けた相手に気を使わせないように、その人が｢助けられた｣なんて思わないように。
ヤ〇ザなんて聞いていたから怖い人なのかと思っていたけど違うみたいだ。
優しい人なのかな
夜風に揺れる左馬刻さんの白髪にタバコの煙がふわりと霞む。
『…あ…そうですか。
でも、それで僕が助かったのは事実です。ありがとうございました。』
そう言って立ち上がり、私は彼に頭を下げた。
普段ならあんなチンピラどうってことないけどこの足じゃさすがに無理がある。
左馬刻｢…んだとぉ？助かっただァ？｣
『え？』
左馬刻｢てめぇ俺様をおちょくってんのか？
その足で何が“助かった”だよ。なんなんだよ、お前のその足の傷はよ｣
！？、なんで、怪我…わかって…
左馬刻｢…ッチ、たく…
こんな時間にセンセーのとこに行く訳には行かねぇし､アイツに頼るか。｣
そう、独り言を呟く左馬刻さん。
センセー？アイツ？何？どういうこと？これから私何されんの？体でも解体されて臓器売られたりするの…？
左馬刻｢おい！お前！｣
『はい！！！』
え何？なんで怒鳴ってくるの？
私怒られるようなことした？
…あ前言撤回。この人めっちゃ怖いです。どうしましょう、お母さん。
左馬刻｢来い。｣
『へ？』
左馬刻｢これからお前を俺様の事務所に連れてく。｣
『、な、なんで…ですか？』
え、怖い。え？“事務所”とは？
教えて！Google先生！893の事務所とは？？
Answer:Ｐ−ーしてＰ−ーするところだよ！
そっかぁ！なるほど！！！って違うわ！
左馬刻｢俺のツレにその足軽く治療してもらってから帰れ。ハマはなにかと物騒だからな。｣
治療…？足の？このキズのこと？
『いやいや！そこまでして頂く訳には…』
左馬刻｢あぁ？…歩くのつれぇのかよ？ったく…しょうがねぇなぁ。｣
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hani-R - ぷにぷに左衛門さん» わぁ初コメントありがとうございます！そう言ってくださるとほんとに嬉しい…涙…！！これからﾌﾞｸﾛのメンバーやｵｵｻｶ、ﾅｺﾞﾔも登場して沢山愛される予定ですので是非読んでいただければ(笑顔) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
ぷにぷに左衛門 - めちゃくちゃ面白いです！もう続きが楽しみです！ (2021年1月6日 23時) (レス) id: b1fc0b4e72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lotus_r | 作成日時：2020年12月29日 2時
