story9 ページ12
左馬刻｢あぁ、1人だけ呼ぼうと思ってたのによ。
…あのうさポリ公は暇なのかよ？んで、アイツと一緒にいるんだよ？｣
うさポリ公…？うさ…兎？ポリ公…？何その組み合わせ…
？｢左馬刻、きたぞ｣
？｢遅くなってしまったか。急いで来たのだが。｣
左馬刻｢おぉ、理鶯。
銃兎…は待ってねぇけど、理鶯は待ってたぞ｣
ん？理鶯？
銃兎｢なんだよ？せっかく空いたお暇に来てやったのによ？
…ソイツか？怪我した奴って言うのは｣
左馬刻｢あぁ、そうだ。こんな遅くにセンセーんとこに行くのもなんだと思ってよ、理鶯何とかできるか？｣
理鶯｢ふむ、小官のできる範囲でだが、見てみよ｣
『理鶯？』
私は理鶯の言葉を遮って声を漏らす。
振り向くとやはり、ライトブラウンの髪色の体格のいい軍人の格好をした青年が立っていた。
彼は…私の古い恩人なのだ。
『理鶯！！！理鶯さん！
私です！Aです！覚えてますか？』
理鶯｢！本当にAなのか？
…久しいな！会いたかったぞ！｣
左馬刻｢んだよ？理鶯の知り合いかよ？｣
銃兎｢あなたの知り合いとは…まあ、理鶯は顔が広いですからね。｣
これは古い古い昔話。特に珍しくもないし面白くもない在り来りな話。
西暦XXXX年、第三次世界大戦により世界人口は3分の2が失われた。
その3分の2の内に父、母、姉、が含まれ戦争のせいで全てを失ってしまった1人の少女がいた。
彼女が大好きだった家族、彼女を愛していた家族はいなくなってしまった。
まだ幼かった彼女は心配だから協力する、と言った9つ年上の兄弟分だった幼なじみ2人に別れを告げ、ヨコハマの親戚に頼ることになった。
だけどそれは詐欺で親戚はお金だけとってどこかへ引っ越してしまったらしかった。
最愛の家族もいなくなった上に、親戚に騙された少女は誰のことも信じられなくなり死のうか、とフェンスに手をかけたところを助けてくれたのが毒島メイソン理鶯だった。
と、まあ。私の過去の続きはまた今度話すとして、理鶯とは5年ぶりの再会だ。
『うわぁ！え！理鶯さん！！久しぶりです！すみません、なかなか会いに行けなくて。』
理鶯｢いや、Aが元気そうで良かった。
小官も実を言うとずっと会いたかったのだが。
何をしているのか、といつも気にかけていた。｣
『そうだったんですね！本当に…うわぁ！嬉しい！！』
理鶯｢元気、と言ったが脚に傷を負ったと左馬刻に聞いた。大丈夫なのか？A｣
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hani-R - ぷにぷに左衛門さん» わぁ初コメントありがとうございます！そう言ってくださるとほんとに嬉しい…涙…！！これからﾌﾞｸﾛのメンバーやｵｵｻｶ、ﾅｺﾞﾔも登場して沢山愛される予定ですので是非読んでいただければ(笑顔) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
ぷにぷに左衛門 - めちゃくちゃ面白いです！もう続きが楽しみです！ (2021年1月6日 23時) (レス) id: b1fc0b4e72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lotus_r | 作成日時：2020年12月29日 2時
