#１０出会い2 ページ11
無事、少々騒がしかった転校初日を終え、早くも1週間が経った
初めは俺の机の周りに何人か話かけに来た者はいたものの、さすがに小6となっては既に友好関係は完成している状態
俺がその間に割入れる余地などないのであろう
自然と気にかけてくる生徒はいなくなった
俺もそっちの方が気が楽でいい。
友達作りは中学からだ
あ、確か修学旅行があると言ってたな、、、、
うん、サボろう。3日くらいモーマンタイモーマンタイ
そんなくだらない思考を散歩しながら繰り広げていれば、背後から何かが勢いよく近づいてくる気配がした
『？？………誰、、』
「くそっ、わりぃ…！！ちょっと道開けてくれ！！」
(おー、凄い派手な子だな)
疑問に思って振り返ってみれば、そこには全速力で走ってくる特殊な髪型の中学生(？)と、目つきの悪い高校生2人組がそいつを追いかけていた
(これはどっちが悪いんだ？……とりあえず、)
俺はほっとくのもなんだかな、と思い、後ろに着いてきていた2人組が目の前に通った瞬間に両方の足を自らの足にひっかけた
「「ぶへっ」」
(あ、やべ、まさか顔面ぶつけるとは思わんかった)
「て、てめぇ……なにしやがんだ！！」
『んー、とりあえず、どっちが加害者でどっちが被害者か聞いてもいい？』
って言ってもあいつはもうどっか逃げちまったけど
「関係ねぇガキがしゃしゃり出てくんじゃねぇよ！！俺はあいつをぶちのめさなけりゃ気がすまねぇんだよ！！」
やっぱ聞く耳持たずかー
首突っ込んじまったけど、なんとなくあっちにも非はあるっぽいし、あんま関わらん方がいいか？
『ま、いっか。死人は出すんじゃねぇぞ』
「はぁ？何言ってんだよおめぇ」
『いや、念の為って話。喧嘩で命落とすなんて誰しも望まないだろ？』
怪訝な顔をされるが、そういったことは気にかけて置くことに越したことはない
俺は持ち歩いてきていたうめー棒を2人組の目の前に置き、じゃ、とその場を去った
〜
〜
〜
あの子、あの高校生共には勝てないだろうなぁ
後から気づいたけど、あいつ俺と同小の奴だ
やけに特徴的な子だから校内で印象に残ってたんだ。
(あぁいうのって、大体パシリになるって前に聞いたなー)
まぁもう関係ない事だけど
(………………)
しゃーない。
同小のよしみで助けてやるか
〜
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紫恩(プロフ) - kiraraさん» そう言って頂けて嬉しいです！！期待に添えるように頑張ります！ (2022年1月8日 23時) (
レス) id: 7ea6bbe2ae (このIDを非表示/違反報告)
紫恩(プロフ) - もなかもなかさん» ありがとうございます！！どうやら私達気が合うようですね……(/ｰ▽ｰ)/ﾌﾌﾌ。毎日投稿は難しいかもですが、更新途切れないよう努力しますね！！ (2022年1月8日 23時) (レス) id: 7ea6bbe2ae (このIDを非表示/違反報告)
kirara(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年1月7日 5時) (レス) @page7 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
もなかもなか - 見る話選ぶところに書いてる文を見た瞬間あぁ、私の好みだな、と思いました。応援してます！更新止まらぬよう頑張ってください！！！ (2022年1月7日 4時) (レス) @page7 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫恩 | 作成日時：2022年1月6日 2時
