病院 ページ16
真っ白な視界と
ツンとした医薬品のニオイ。
うっすらと聞こえる、お兄ちゃんの声。
雅「A・・A・・！」
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ・・
規則的に聞こえる音。
頭をよぎる・・
翔の顔。
・
・
・
・
A「う・・んっ・・。」
ぼやける視界。
ズキズキと痛む頭。
あ・・そっか・・
私・・救急車で運ばれたんだっけ。
雅「A・・！！」
和「A！？」
智「よかった・・目が覚めたんだ・・。」
潤「Aちゃん・・。」
心配そうな４人。
A「お兄ちゃん・・私っ・・？」
雅「大丈夫だって。命に別状ないって。」
ほっとしたようにふにゃっと笑う。
和「もうほんとに心配しましたよ〜。」
A「ごめん・・。」
智「とりあえず無事でよかった・・。」
潤「安心した^^」
みんな本当に心配してくれてたみたい。
・・ごめんなさい。
みんなに迷惑かけて・・
私はただ翔が助けたくて―・・
A「翔・・は？」
潤「翔ちゃん・・？」
智「さっきまでいたんだけど―・・」
その時、
病室の扉が開いた。
雅「翔ちゃん・・。」
翔「ごめん・・。」
ピンと張りつめた空気。
長い・・沈黙。
和「俺たち外出てますね。」
翔「うん・・。ありがとう・・。」
お兄ちゃん達４人は静かに病室から出ていった。
・
・
・
・
翔は何も言わずにうつむいたままで・・
ベッドの横の椅子に腰かけた。
私も何も言えない・・。
翔「・・・本当に・・ごめん。」
うつむいたまま消え入るような声で言った。
A「ううん・・大丈夫。」
また訪れる沈黙。
・・こういう空気は苦手なんだよねぇ((汗
そんなこと思っていた時だった。
・
・
・
・
突然聞こえてきたすすり泣く声。
翔「ふ・・ぅぅっ・・。」
A「翔！？どうしたの？」
翔の大きな瞳から零れ落ちる涙。
・
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・
翔「なんで・・助けたんだよっ・・！」
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Ｒｕｍｓ - この小説だぁぃすきです！！これからも頑張って下さい＾＾ (2011年9月23日 22時) (
レス) id: 236992a153 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ@麦茶 - こんにちは！小説読ませて頂きました。とっても 面白いです!! (2011年7月23日 16時) (携帯から) (レス) id: d97808949a (このIDを非表示/違反報告)
みぃち - まりもさん！！自信持って！！ (2011年6月11日 17時) (レス) id: 9e1eef4825 (このIDを非表示/違反報告)
りーぱん - love situetion だぁーいすきです (2011年3月16日 15時) (レス) id: 8217d977f1 (このIDを非表示/違反報告)
合言葉 - ↓↓↓これ知らなきゃ・・・嵐FAN・・・失格・・・（黒笑）・・・だよ・・・ね・・・ (2011年3月1日 18時) (レス) id: 97225f4f4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも
