君の双子２【東リベ】 (ページ10)

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５９話ページ10

武道side

決戦場には沢山の人で溢れていた
千冬が説明してくれる
灰谷兄弟やガリ男、そして今日の仕切り・阪泉レフェリーみたいなものらしい
「準備はいいかー!!?主役共の登場だぁ!!!」
マイキー君に続いてオレらも進む

両チームの代表者が呼ばれる
東卍はドラケン君が出た
それに対峙するのは一虎君だ

５対５のタイマンか全員で乱戦で勝負するか
ドラケン君は一虎君に選択を譲る
「オレらの条件は一つ！場地圭介の奪還！東卍が勝利した暁には場地を返してもらう。それだけだ！！」

一虎君が阪泉さんを二発殴って気絶させた
「ヌリぃ～なぁ､､､仕切り？条件？テメーらママゴトしに来たのか？オレらは東卍を嬲り殺しに来たんだよ！！」
その場に緊張感が漂う
「行くぞ東卍！！」

いきなり乱戦が始まってしまった！
場地君もAさんも探すけど見当たらない
殴られたりしてるけどマイキー君と一虎君の対峙する姿を見かけるとそっちに意識が向いていた
続いて蹴りを入れられそうになった時、三ツ谷君に助けてもらった
「立て！タケミっち」

「テメー何しにここに来たんだ!?今ぁオレら喧嘩してんだぞ？テメーも弐番隊の一員だろーが!!よそ見してんじゃねーぞ!!!」
確かにその通りだ
目の前のことが出来なければ他の事が出来るはずがない！
でも本物の不良との喧嘩は凄く怖い
「ビビッてんのか？正面の敵だけ見てろ、相棒。背中はオレが守ってやる！喧嘩にビビんねぇ奴なんていねぇよ。大事なのはさぁどう向き合うかだ!!」
ヒナの顔が思い浮かび、覚悟を決めて勝負しにいった

やられてばっかだけど諦めない！
「ぜってー倒りぇねーじょ。この抗争はオレが終わりゃすんだよ…オレが全員ぶっ飛ばす！」
フラッときちまって意識が朦朧としてる
戻った時にはなぜかドラケン君にお礼を言われて、なぜか押されていた状況が変わった
「オマエがアイツらを奮い立たせた。おかげでドラケンが自由に動ける」
一人で蹴散らして半間と対峙していた
すげぇぇ

ドラケン君の一撃で半間が吹っ飛んだ
反則急のパワー持ってるの!!?
ドラケン君がマイキー君と叫ぶ
見ると倒れてるマイキー君の姿が
すぐに起き上がったマイキー君､､､良かった
「オレはオマエの敵か？一虎」

「オレはオマエの、オマエらせいで苦しんだ。オマエらのせいで年少にいたんだ。敵に決まってんだろーが!!オレは邪魔なモノを排除する」
「‟人”を殺すのは‟悪者”でも‟敵”を殺すのは‟英雄”だ!」