君の双子２【東リベ】 (ページ6)

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５５話ページ6

言葉だけ聞くと嫌わてる奴だな
ただ目の前には苦笑い気味の、いつもの圭介だった

主「圭介には嘘は合わねぇ。バカだから」

場地「うっせぇ！」

自然と張り詰めた空気は無くなっていた
慣れ親しんだこの感じは居心地が良かった

場地「稀咲のコトだけじゃねえ。アイツも＿＿。いやこれ以上話す気はねえ」

主「いや、十分かったよ。圭介は圭介のやり方で、オレはオレのやり方で進むだけだ」

場地「そーだな」

拳を圭介の前に突き出す。圭介も突き出す
お互いの拳が勢いよくぶつかり合う

主「最後に一つ約束してくんね？」

場地「何だよ」

主「カタがついたらすぐオマエの誕生日だろ？しょーがなく今年も祝ってやるから戻って来いよ」

場地「なんかイラつく言い方だな」

主「ﾌｯまあとりあえず忘れんなよ」

場地「ペヤング３０」

主「小遣いの範囲でオネガイシマス」

＿＿＿

主「そういえば千冬が来たって言ってたな」

場地「一人じゃねーけどな」

主「ああ、タケミっちか。最近一緒にいるなー」

場地「・・・」

主「なんだ嫉妬してんのか？」

場地「そうじゃねーよ」

主「やっぱか。言わねぇの？」

場地「オレだけで十分なンだよ」

主「そっ」

千冬は多分どこまでもついていくぞ
今だって離れてても圭介の事でいっぱいっぽいからな
まじ忠犬
オレにもそんな慕ってくれるやついたらなー

別れる際、圭介に頼みごとをした
決戦前に会うつもりは無かったけど．．．
圭介と話してるとどうしても話しておきたくなった

主「明日呼んでほしい奴がいる。いつもの場所で待ってると」