君の双子２【東リベ】 (ページ1)

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５０話ページ1

武道side

今日の出来事を整理しよう
場地君は元々敵で、一週間後には大決戦
場地くんを連れ戻すのは絶対無理！！
失敗したオレは、、、【死】

色々考えてたら寝れずに次の日になっていた
マイキー君に伝えないと...気が進まねぇ
公園の横を通りかかった時
「おい！こっちこい！まぁ座れよ」
見た目からめっちゃ怪我しててヤベー奴
誰か分からなくて怖い！

シカトしようとしたが
「昨日はお互い災難だったな。場地さん、カッケーだろ？」
‟昨日"‟場地さん‟他人ではないのか？
「東京卍會壱番隊副隊長松野千冬だ」

そうだ！場地君にボコボコにされてた人だ
と言ってもオレもボコられたけど
場地さんに感謝しろと言ってくるけど、納得できない、
聞くところ、オレが稀咲を殴ったことで任命式をぶち壊した
場地君が殴ってなかったら、もっとひどい目に遭ってたらしい

そして、場地君がこの人を殴ったのは芭流覇羅に入る為
芭流覇羅に入ったのは東卍を潰す為ではないらしく稀咲が目的だったからだと
「場地さんは稀咲の尻尾を掴む為芭流覇羅に入ったんだ！」

主side

佐野家の墓前にはオレ、マイキー、ドラケン
後ろにはタケミっちと千冬が
激しく雨が降り続いていた

マイ「そっか。兄貴の話、聞いたか．．．」

ドラ「かっけぇ人だったな。真一郎君」

マイ「うん」

主「そーだな」

ドラ「タケミっち、オレらもわかってんだ。あの事件は今さらどうにもならねぇ。場地も一虎もあんなこと、したかった訳じゃねぇ」

マイ「そう、今さらしょうがねぇってわかってる。でも心がついてこねぇ。場地と一虎が盗もうとしたCB250Tは兄貴が乗ってたバブなんだ」

武道「え！！？」

マイ「オレの、オレたちの誕生日にプレゼントしてくれるハズだった。兄貴の形見のバブ。オレの今の愛機だ」

マイ「あれから2年、場地の事は許した。でも知らなかったとしても、今さらどうにもなんなくても、兄貴を殺した一虎だけは一生許せねぇ。場地が一虎側に行くのもな！Aは．．．」

主「・・・」

マイキーの側にいた身として、こいつの心は分かってたつもりだ
それは本当の事か、嘘が混じっているのかぐらい
ここは正直に話すべきか？
横目で様子を窺うが返事を待つ様子ではなさそうだ
そのままにしよう