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第18話 ページ19

チュンチュン←




「...朝...?」




昨日はあのまま泣き疲れて寝ちゃって...




あれ、太宰さんが居ない。




.......あ。あれか。




プルルルルル




あ、携帯...ん?あれ、敦くんの携帯はガラケーだったよね?何故私のはスマホなの??




まあ、いっか。




ピッ




「もしもし。」




太宰『あ、Aかい?おはよう。よく眠れた?』




いや、私以外に誰が居るの。




「お陰様で、この時間までぐっすりと。」




太宰『それは良かった。ところで頼みがあるのだが」




「ドラム缶ですよね?」




太宰『うん。助けて。死にそう。』




「わかりました。少し待っててください。」




ピッ




普通、他の夢主ちゃんなら太宰さんには冷たくするであろう所。しかし私は太宰さんに優しく生きようと決めたのだ。←メタイ




何故なら私の推しキャラが太宰さんだから。




ここにある服を着ればいいのかな。




それ以外にないし。




〜着替え中〜




「...」




何でサイズがピッタリなのかは怖いから聞かないでおこう。




そろそろ行かないと太宰さんが死ぬな。




ガチャ




タッタッタッ




「太宰さ〜ん、大丈夫ですか?」




太宰「A、その服似合ってるね。可愛い。」




「あ、大丈夫ですね。」




Aはスルースキルを身に付けた。




「でも太宰さん、私1人だと申し訳ないんですがドラム缶を動かせないんですよね。」




太宰「だと思って敦君も呼んどいた。」




さすが。




中島「Aちゃんも居たんだね、おはよう。」




「おはようございます。」




太宰「やぁ、よく来たね敦君。早速だが助けて。」




中島「え.......?何ですかこれ?」




まあ、そう思うよね。




「何だと思います?」




中島「朝の幻覚?」



太宰「違う」




...ウケる。




太宰「こうした自 殺法があると聞き、ちょいと試してみたのだよ。しかし苦しいばかりで一向に死ねない。」




確か、足元をちゃんと固定しておくのがポイントだった気がする。




太宰「しかもここまでハマると自力では出られない。死にそう。」




あ、太宰さんがどんどんハマっていく。




中島「は、はぁ.....。でも自 殺法なのでしょう?そのままいけばいつか死ねるんじゃ...」




太宰「私は痛いのや苦しいのは嫌いなのだ!当然だろう!」




中島「.....」




「敦君、太宰さんはこういう人ですから」




中島「...うん。」




「じゃあそっち持ってください。倒します。」




中島「わかった。」




ゴロンッ




太宰「いでっ。」

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夜* - ジュリさん» ありがとうございます!がんばります!!! (2018年2月1日 13時) (レス) id: 0f5db54152 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - めっちゃ面白いです更新楽しみにしてます! (2018年1月31日 0時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
酒夜月(プロフ) - 夜*さん» はい、お互い頑張りましょう!!(≧∇≦)b (2018年1月7日 17時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
夜* - ユキナさん» ありがとうございます!楽しみにしててください!w (2018年1月7日 12時) (レス) id: 38dd1fe22f (このIDを非表示/違反報告)
夜* - 酒夜月さん» ありがとうございます!頑張ります!そちらも更新頑張ってください!! (2018年1月7日 12時) (レス) id: 38dd1fe22f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜* | 作成日時:2018年1月2日 21時

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