第四十七話 ・気になる存在・ ページ2
《遼side》
あのままAは帰っていった。
そろそろ文化祭も終わりだしな。
当然、俺はこのまま帰る。
もう用は済んだ。
臨城A…。
遼「…面白いヤツだ」
あの守護者の野郎どもとも、宇賀谷のババアとも違う。
何かまでは分からないが、あいつらと違う何かを感じる。
なにより驚いたのが…。
遼「(質問したときに振り返ったあの眼…)」
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まるで氷のようだった。
全てを凍らせるような、銀の瞳。
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・
この俺でさえ、あの気迫に押された。
玉依姫には珍しい闘いに向いた眼に。
…ますます興味が湧いてきたな。
遼「(とりあえず守護者、特に赤頭の野郎が邪魔だな…ん？)」
道端に長身の男…らしき人物が学校の方を見ている。
服装は黒のコート。見た目はかなり怪しいが、危険な気配は感じられない。
？「…そこの君。ここの近くに沢村という家はあるかな」
遼「あるけどよ。…あんた誰だ？」
？「その家の息子だよ。久しぶりに帰省したが、場所が分からなくてね。礼を言うよ」
男は笑っているが、でかいサングラスとストールらしきもので顔を隠している。
表情どころか顔が見えない。
？「今日は文化祭なのかな？ 随分と楽しそうだね」
遼「…別に俺は好きで来たわけじゃねえけど」
男は笑う。
何となく、今カチンときた。
？「まあまあ、せっかくの青春じゃないか。楽しみなさい」
そして俺の横を通って行く。
遼「―――――！！」
少しして振り返ると、もうその男はいなかった。
小路を見てみたがどこにも姿はない。
遼「…あいつ、でも一瞬のあれは……」
すれ違ったときにわずかに感じた気配。
それは霊力のようだったが、それ以前に驚いたのが…。
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―――――Aと似ていた……。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーキャラ
鬼崎 拓磨
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睦月 雪(プロフ) - 続編おめでとうございます！とても好みの作品です！読んでいて飽きないし面白いです。更新がんばってください！楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月5日 10時) (
レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
可愛いものとロリショタ好きな色々危ない甘党女子高生 - いやぁ、楽しみです！更新頑張って下さい！(アリア…ツンデレかな？) (2015年8月1日 23時) (レス) id: 8e4538ac73 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！頑張ってください( *´艸｀) (2014年8月9日 3時) (レス) id: 6b26f8502c (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この小説とても好きです！続きが楽しみです！ (2014年6月19日 23時) (レス) id: 90a9777227 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 続き楽しみにしてます。がんばってください。私も何か作品作ろっかな〜 (2013年8月12日 16時) (レス) id: 724a281d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮水 | 作者ホームページ：http://yaplog.jp/roconails/
作成日時：2012年5月6日 23時
