ちょっと待ってくれません? (ページ18)

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発見ページ18

私は呼吸でしか気配が確実に分からない｡ほぼ何となくで感じるので失敗したら痛手だ…
体から精神を引きは剥がし温菜を探す…

温菜が倒れているのを発見した…鬼も居る｡｢とっと殺せ｣と自分に言い聞かせる｡精神を元に戻し槍の如く突進した

大男の鬼が猪頭男の首をへし折ろうとしているところだったので呼吸を使わなかったがある物を遣い腕を斬り捨てた

鬼｢ｷﾞｬｳ｣

猪頭男が地面に落ちたがそこまで気は回せなかった｡腕を生やそうとしているが一向に腕が生えてこないので混乱している様に見えた…軽く毒を入れて斬ったからな｡大型だし毒が廻るのは遅そうだし､毒に頼ってばっかりだとダメだろうし…

それでも屈しず鬼は攻撃してくる斬っていない腕で

邪魔だな…体を鬼の方に向けた

｢泡ノ呼吸裏の型其ノ弍泡ながし(ｱﾜﾅｶﾞｼ)｣

ぶつかるかぶつからないかの距離で呼吸を使った｡鬼は私の近くから離れる前にバラバラになった

フゥ……スッキリした｡柱らしく振る舞わないとタダの野蛮人になっちゃうわ

｢大丈夫ですか?猪?さんと温菜?｣

私の近くにいた猪の人に手を貸そうとしたら自力で立ち上がり

猪｢俺と闘え水飛沫羽織女!!あの十二鬼月にお前が勝った､そのお前に俺が勝つ!!｣

｢え､え?ま､待ってよ!?アレ十二鬼月じゃねぇよ?それに私に勝つってえ?怪我していんだよね君?(猪｢そんな事関係ねぇ!!勝負だ!!｣キャー!!｣

なだめようとしたが猪君は私に突進し始める始末だ

逃げても追ってくるので流石にビビった｡急に静かになったので振り返ると猪君は木に縛られていた

温｢遅いよ…A｣

｢ごめんなさい!大丈夫なの?迷惑かけてごめんなさい｣

と何度も謝ると話を逸らされた｡｢戻らなくって良いのか｣と

｢隠さん来てからで良いよ｡だって鬼来たら私が殺るしね｡肩貸すよ?少し休んだら?いや手当て先ね｣

温菜の前にしゃがみ包帯を巻いてあげ肩を貸して座らせた

｢最近は華森とつるんでくれてありがとうね｣

温｢知ってたの?正直さ､強さの秘密ってあるのかなって探りの意味で彼奴と特訓してなのよ｡そう言えば､裏の型って何?｣

驚きながらも当然かと言う顔で話してくれた｡

｢没案｡まぁ､没案でも使えるのを今使っただけ｡あのさ､今日が最強でも明日は最弱ってあるのよ｡肉体的の強さって保つの大変だし私は強くなるのを諦めた｣

と話していると鴉が一斉に本部に集まれと言うのだ

行きたくないよ