【銀魂】高杉の妹は頭脳派

17話 ページ19

Aside



祭りが終わって次の日

私と兄さんは平賀の顔と、『この顔にピン!!ときたら110番』という文が書いてある看板を見ていた


桂「どうやら失敗したよーだな」



小太郎だ…



高杉「思わぬ邪魔が入ってな………牙なんぞとうに失くしたと思っていたが、とんだ誤算だったぜ」


桂「何かを護るためなら人は誰でも牙をむこうというもの。護るものも何もないお前はただの獣だ…高杉」


高杉「獣でけっこう。俺が護るものなんざ1つで充分だ

全て壊すだけさ、獣の呻きが止むまでな」



その1つって絶対私だよな

兄さんの事嫌いじゃないだけど、いやむしろ好きだけど、なんというかさ、毎日思うんだけど


愛が重い


兄さんが近くにいなくても、めっちゃ電話したくるし、今回の偵察だって何回電話やらメールやらのやり取りをしたことか…



私もう子供じゃないんだからさ…

そろそろ妹離れしようよ…



とか、色んなことを今思った









・









A「小太郎」


桂「………Aか？」


A「久しぶりね」


桂「そうだな…Aは大人っぽくなったな」


A「そう？」


桂「あぁ。昔とは違って、大人の色気が出てきt」


高杉「帰るぞA」


A「え、ちょっと」


桂「……」


A「私そういうの気にしないよ？むしろ慣れた。4バカの話聞いてれば嫌でも慣れるし」


高杉「4バカ？3バカじゃねぇのか？」


A「え？なんで3バカなの？」


高杉「バカは3人だろ」


A「ひょっとして兄さん入ってないと思ってる？」


高杉「…………………………………帰るぞ」



いや、私から見たら兄さんもバカだったよ？

4人揃ってバカだったけど……
今は兄さんボケるシーンとか無いし、馬鹿なことあんましないけど、昔はね、バカだったと思います



A「……じゃあね小太郎」


小太郎「またな」

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