12話 ページ14
銀時side
祭りの花火が始まって、それを見ていると
高杉「やっぱり祭りは派手じゃねーと面白くねぇな」
銀時「!」
後から高杉の声がして、木刀を構えて切ろうとしたが
高杉「動くなよ」
後ろをとられた
高杉「クク…白夜叉ともあろうものが、後ろをとられるとはなぁ。銀時ぃてめぇ弱くなったか?」
銀時「…なんてまテメーがこんな所にいんだ…将軍様が来てんだから、幕府の人間がうじゃうじゃいるぜ?捕まっても知らねーぞ」
高杉「それに関しては問題ねぇな。優秀な妹が隅から隅まで調べ尽くしてるからよぉ」
銀時「…随分用意周到なこって」
image:http://img.u.nosv.org/uploader/files/f/8/3/f830df06aabd19ba405f0d4829da0ab4.png
↑イメ画です。コピックの色が切れてしまったので、今回はモノクロですね。下手ですみません…
なるほど……そういう事だったか
Aが言ってた事を丸々信じた俺が馬鹿だったな…
高杉「そういう事だ、黙ってみとけよ。すこぶる楽しい見せものが始まるぜ…」
高杉がそう言うと、じーさんはからくりの大砲を将軍がいる方向に向けた
《ドォン》
広場の方で爆発音が聞こえる
高杉「覚えてるか銀時?俺が昔鬼兵隊って義勇軍率いていたのをよぉ、そこに三郎って男がいてな、剣はからっきしだったが機械には滅法強い男だった
俺は戦しに来たんじゃねぇ親子喧嘩しに来たんだって、いつも親父の話ばっかしてるおかしなやつだったよ
だがそんな奴も、親父の元へ帰ることなく死んじまった
全く酷い話だぜ。俺達は天人から国を護ろうと必死に戦ったってのに、肝心の幕府はさっさと天人に迎合しちまった
天人との関係を危惧して、あっさり侍共を斬り捨てやがったんだ
鬼兵隊も例にもれず、粛清の憂き目にあい壊滅…
河原にさらされた息子の首見て、親父が何を思ったかは想像にかたくねーよ」
銀時「高杉、じーさんけしかけたのはお前か…」
高杉「けしかける?バカ言うな。りっぱな牙が見えたんで、研いでやっただけの話よ
わかるんだよ、俺にもあのじーさんの苦しみが
俺の中でも未だ黒い獣がのたうち回ってるもんでなぁ
仲間の敵を…奴らに同じ苦しみを…殺せ、殺せと、耳元で四六時中さわぎやがる
銀時、でめーには聞こえねーのか?いや、聞こえるわけねーよな
過去から目ぇそらしてのうのうと生きてるてめーに」
いや、話長ぇよ
長々と話すなよ
途中覚えてねーんだけど
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夜霧 - まって!更新頑張って!めちゃ面白い (2018年11月19日 6時) (レス) id: 76f5732196 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 今までの高杉の中でイッチバンかわいい! (2018年7月11日 21時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - 高杉がシスコン・・・めっちゃ面白い! (2018年6月15日 16時) (レス) id: 08e2155965 (このIDを非表示/違反報告)
Mana(プロフ) - ありがとうございますっ! (2018年4月24日 2時) (レス) id: a7202e55bb (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - なんか晋助様シスコンになってる〜でもあんな晋助様もいいかも....ということで更新頑張ってください応援します! (2018年4月12日 22時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mana | 作成日時:2018年3月11日 14時