第十三話 ページ14
地下にて繰り広げられた激戦は、さもなかったかのように終わっていた
ハリー並びにハーマイオニーやロンも教員たちによって救助され、ハリーは未だ眠っている状態
ちなみに俺はと言うと、しっかりスリザリン寮に戻っている
流石に居続けたらダンブルドアから何か聞かれたもんじゃない
とは言え頭のキレる爺さんのこと
俺の中に卿が居座っていることも、俺が既に闇側の魔法使いであることも
わかっているのだろう
聞いてこないのは少しでも闇から救いたいから
闇に堕ちれば人は不幸になるのだと、そう思っているらしい
ましてや世界が闇に染まれば、支配するのは当然ヴォルデモート卿だ
世界的にも恐怖による支配は望んでいないだろうし、
恐怖による支配が始まればディメンターも世にのさばるだろう
俺にとってはすべて味方だからどうでもいいことなんだが
どうやら爺さんサイドの魔法使い的にはとても好ましくないらしい
現時点で魔法界は、例のあの人が消滅したものと思っている
実際には消滅していないんだけど
人間は魔法界なんて知らないだろうし興味もないと思う
知らない間に総理たちが堕ちて、闇に支配されるだけなのだから
とは言え活躍を知っているダンブルドアだけは、ハリー、ロン、ハーマイオニー、そしてネビルの四名を称賛し、得点を与え、寮同士の得点争いは見事グリフィンドールが勝利した
なんとなく、爺さんと目が合った気がしたけど
________________________、、、
シーズンが変わるため実家に帰る生徒たち
そんな中(人2)も実家に帰っていた
アラン「おかえりA、ホグワーツはどうだ?」
レイラ「あ、私もそれは聞きたいわ、どう?(人2)」
「んー、楽しいっちゃ楽しい、かな?グリフィンドールの子たちが正義の味方みたいなのが好きっていうのがよくわかる一年だったよ」
アラン「ああ、やっぱりお前もそう思ったのか。父さん似かな、なぁレイラ」
レイラ「私たちの子ならそうも思うんじゃないかしら、アナタ?」
アラン「違いないな」
両親2人は愉快そうに笑っている
これは家系の記録を読み漁った知識だが
両親の家系は元々純血至高主義だし、正義というものが嫌いみたいだ
半純血ならともかく、混血やマグルに魔法を学ばせるべきではないという考えのほうが多いようだ
あの方も勿論そうお考えだ
俺も役に立つために
全てはあの方のために
世界を闇に染めるために
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ルナ(プロフ) - この作品、読んでいてとても楽しいです!ほとんどの作品が光側なので、こういったザ・闇は私にとってかなり新鮮です!読む人を引きつけるその文才能力、羨ましい限りです!更新楽しみにしています! (2017年12月13日 20時) (レス) id: 9b1390adf3 (このIDを非表示/違反報告)
尊(プロフ) - 匿名さん» コメありがとうございます。ハリーポッターという作品、人物、ハーマイオニーなどのキャラが嫌いなわけではありません。最初に書いてありますが主人公は闇サイドです。闇サイドとして合う言葉を当てはめて書いているだけなので嫌ならばこの作品を読まぬようお願いします (2017年9月24日 17時) (レス) id: dd04b583cb (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 作者さんはハリーポッターが嫌いなんですか?ハーマイオニーやハリーに対しての罵倒が酷すぎませんか?薄汚いとかダサいとか…好きな人だっているんですよ。 (2017年9月21日 15時) (レス) id: 73a7366c69 (このIDを非表示/違反報告)
†舞姫†(プロフ) - 更新してください!! 続きすごく気になります(´ノω;`) お願いします(T人T*) 応援してます☆ (2015年6月28日 23時) (レス) id: 7c2060a3a1 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん(プロフ) - 更新ガンバレです 続きすごく気になります!!! (2015年5月24日 21時) (レス) id: 17371fa6d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クロード | 作成日時:2015年1月16日 3時