【真波山岳】坂道くんの姉は箱学自転車部の女子マネでした！

4.三年の方々 真波said ページ5

｢皆さん！お疲れさまです！スポドリとタオルです！｣

そう言ってA先輩は三年の方々にスポドリとタオルを渡す。


ああ、なんだろう。この気持ちは…


福｢ああ、ありがとう｣

荒｢あァ？どうもォ｣


新｢サンキューな！(ﾊﾞｷｭｰﾝ｣


東｢ありがとう。おい、隼人！小野田を仕留めてどうするんだ！怖がってるぞ！｣

そうか…。


泉｢かっこいいです！新開さん！｣

緊張しててかわいいA先輩。


真｢あはは！そう言えばA先輩ってこういう事だけでちょっと緊張してますよねー｣


図星とでも言うような顔も、



｢あはは、そうかなー？｣


誤魔化すような先輩も

真｢そうでしょー！｣

こんな話を楽しくできる先輩を



俺のものにしたかったんだ。

東｢小野田、そんな緊張しなくてもいいんだぞ！怖くないぞー｣

そう言ってA先輩を馴れ馴れしく触る東堂さんに腹が立った。


バシッ



俺は東堂さんをA先輩から離す。

｢えっ、真波くん！？私別に東堂さんに触られるの嫌じゃなかったよ？びっくりして変な声出ただけだもん！｣


そうすると東堂さんはホッとしたような顔だった。でも次の俺の言葉でまたびっくりしたような顔に戻った。


真｢東堂さんがA先輩に触るの、俺が嫌だったんです｣

これが俺の気持ちだけど…


｢｢え！？｣｣



鈍感なA先輩はわからなかったようだ。

5.二人きり→←3.三年の方々

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す