doubt-150 ページ50
あなたside
お茶が飲めるスペースで休憩していると、
みんなが戻ってきた
杏「あっ、来た〜
ジュースありますよ？」
龍「ありがと」
瞳「亜嵐さん何がいいですか？」
亜「俺はね〜」
「玲於、コーラある……っ！」
息を飲んだ。
そこにいたのは、出会った時の玲於だったから。
「玲於…」
玲「っ…ごめん、ありがと」
「ううん」
それからの玲於は、魂がないみたいに
ずっと1点を見つめてた。
そのまま杏奈の家に帰ってきた
龍「楽しかった〜！」
杏「はい！」
瞳「帰りたくない〜！」
杏「帰らなくてもいいよ？」
瞳「でも学校がぁ…」
龍「遅刻したらええやん！なっ！」
亜「そうだね〜楽しいし？」
瞳「えっ、えっ、ならまだいます！」
杏「よっしゃー！
Aは？」
「えっ…みんなに合わせる」
杏「じゃあ泊まろ〜！」
玲「わりぃ、俺は帰るわ」
瞳「えっ…」
盛り上がる状況とは反対に、冷静な玲於の声
亜「…そうだね、また明日」
玲「おう、わりぃな。
杏奈ちゃん、ありがとう」
杏「あっ、いえいえ！
また明日！」
「っ…！」
玲「っ…うん」
パタンッとドアが閉まった。
…どうすればいいんだろ…
「っ…私送ってくる！」
いてもたってもいられなくて、玄関に降りる
「玲於っ！」
玲「っ…どした？」
「い、いや…」
玲「なんだよ、笑
お前らしくねえじゃん」
「…ごめん」
玲「いいよ、
じゃあな」
「うん…」
何も言えなかった。
玲於がいなかったから、私は1人部屋。
考えるのは、ずっと玲於のこと。
あの時…何があったんだろう。
楽しくバスケをしていたはずなのに、彼の目は真っ黒に染まっていた。
彼の過去を知るまで、もう少し。
この時の私は、玲於の重みを想像もしてなかった。
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まあさのですっ！
doubt3まで読んでいただき、ありがとうございます！
3人のヒロイン達の恋もうまくいき、何もかも順調！
と見えましたが…
佐野玲於の背負う過去はそう軽くはなさそうですね…
ここで！
もう一度doubt1を見ていただき、登場人物達の心の変化を感じていただきたいです！
((多少の矛盾は許してくださいっ♡))
doubt4も、よろしくお願いします！
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まあさの(プロフ) - りなgさん» ありがとうございます！！楽しみにしててくださいっ！！ (2019年8月7日 13時) (
レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - このお話めっちゃ好きです！！玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます！ (2019年8月5日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあさの
| 作成日時：2019年7月21日 21時
