子の刻：追いかけて ページ14
作者の説明ターイム！
えー、まずタイトルの表記ですが、○の刻と書かれているときは新たな刀剣の出現したお話とは別の日常を描くものとなっております。ただどちらも本編になっておりますので続けて見てください。
次に時系列なんですが、私のとこけっこう早いペースで刀剣達が集まっているので実際の時間よりひきのばしています。目安は一ヶ月で来た子達を一年で来たことにする、という感じで。
わからないことがあればコメント欄で。それでは、本編をどうぞ。
＊＊＊
｢ちょっと、私は人のもの取ったりしないわよ｣
失礼しちゃうわ、怒だぞ怒。
つーか厚もそれで起きるんかい。
よし、今度その手使ってやろ。
｢……あれ、歌仙の旦那……？それに大将も……｣
ほけっ、とした表情で厚は私達を交互に見つめる。
｢…全く、心配したじゃないか。何故こんな所に……｣
目が覚めたばかりで頭が働かないのか、首をひねって｢んー｣と唸るばかり。
｢本丸を案内してたんじゃないの？｣
｢……うーん………？｣
そこで国俊も目が覚めたようで、むくりと起き上がった。
｢……ぅん…………あれ、あの白いのは………？｣
目をこすりながらボソッと呟いたその言葉を私は聞き逃さなかった。
｢白いの？｣
国俊のその言葉を聞くと、厚がハッとした表情で固まった。次の瞬間、
｢あぁーーーーーー！！！！！！！｣
｢のわっ！！？いきなり叫ばないでよ心臓飛び出るかと思ったじゃない！！｣
｢思い出したんだよ大将！オレたちなっ、本丸を歩いてて馬小屋に行ったんだ！そしたら馬小屋の隅っこに白い何かがいて、そいつを追いかけたらここに来たんだ！｣
｢白い何か…？それはどんな感じなんだい？｣
兼定のその問いに、厚はなんとか手でその生き物のシルエットを伝えようとしてくれる。
｢えっと、なんか…白いもやもやみたいなので、けどなんか綿みたいな感じじゃなくて、なんだろ……大福…………みたいな？感じだった｣
｢……………へぇ｣
うん、全くわからない。
けど、手の動きを見てるとどうやらそれは人型の生き物らしい。
｢それで？その生き物を追いかけてここまで来て、その後はどうしたの？｣
｢あー、たしかこの木を見てすっげーデカイ木だなー！って話をしてて、主さんたちも連れてこようかって所で意識がなくなった気がする｣
｢あとオレ夢見てたんだ。本丸でオレと歌仙の旦那と大将の３人で過ごしてる様子を離れた所から眺めてた｣
｢………それって……｣
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まなみ(プロフ) - みゆさん» 了解致しやしたああああああああああああ！← (2018年11月4日 15時) (
レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 続き待ってますううううううううう！← (2018年11月4日 15時) (レス) id: 866317dc4d (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - ユユユさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてうれしいです！ (2018年11月1日 6時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - すごく面白いです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2018年11月1日 5時) (レス) id: f0e41eea19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○●まなみ●○ | 作成日時：2018年9月20日 22時
