Pied Piper

sound 29 ページ29

NM side






最初、君の名前を聞いた時は驚いた、


それは、ホープが何週間かこっちの施設に来てた時、








NM「名前を、聞いたのか？」

JH「うん…らしくないよな…笑」







名前を知るとゆうことは、こいつと約束をするとゆうこと。

決して破ってはいけない約束を。


つまり、彼と繋がるとゆうことだ。








JH「なんでか、自分でも分からないんだ…」








彼女に触れたことを思い出すように、手のひらを見つめながら俺に話したホープ








本名、ホソク









NM「お前の名前も教えたのか、？」

JH「…言えないよ」

NM「だよな、」









俺は、ホソクの名前を知って、彼と繋がった。

彼の全てが見えるようになった。







_____彼の心にも、穴があいていた









JH「あの子にバレたくないんだ」

NM「…ホバ」

JH「お前には悪いと思ってる。
お前に名前を教えたせいでお前は…っ」

NM「それは違う、俺は自分で望んでここにいる。お前が俺を助けてくれた。だからお前がここを出るまで、一緒にいる」

JH「…ありがとう」









力なく笑うホソクに、彼の心を埋めるものは何だろうと同時に思った









JH「じゃあ僕は帰るよ、」

NM「もう？いつもは半年ぐらいいるのに」

JH「うん、でも早く帰ってあげなきゃ」

NN「え？あぁ…Aちゃんか、」

JH「うん」

NM「じゃあ、またな」









そんなに焦って帰らなくても、

どうせホープに連れてこられた人たちは
みんな自分から離れられないのに、笑









NM「よっぽど繋ぎ止めたいんだな、笑」









あいつをあんな男子高校生みたいにするなんて、


どんな子だろうか、笑

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