memory #19 ページ19
you side
日本公演を何日かして、折り返しに来た時
YG「…」
「ユンギさん?」
YG「ん?」
「あ、いや…」
ユンギさんがまた肩を気にしている気がした
JK「A〜!」
「あ、グク!お疲れ!」
JK「早く部屋戻ってイチャイチャしよ〜」
「あ、うん…」
気になるのはユンギさんのこと
JK「…A?」
「グク、先戻ってて!」
JK「えっ、」
ユンギさんの元へ駆け寄る
「あの、」
YG「んだよ…」
「肩、」
YG「…肩がなんだよ」
「痛いんですよね」
YG「痛くねぇよ、あっち行け」
「ユンギさ、」
YG「もういいって、」
「あっ…」
ユンギさんは私を避けるように行ってしまった
それからも、私が気になるのはユンギさんのこと
JK「A、」
「ユンギさん!」
JK「っ、」
YG「なんだよ…」
「今日は逃がしません!」
YG「大丈夫だって、」
「でもっ、」
YG「いい加減にしろ」
「っ、」
YG「俺が大丈夫って言ってんだから、大丈夫なんだよ…」
また行ってしまった
絶対痛いのに、
テーピングもさせてくれないなんて。
きっと、いつのタイミングでテーピングが見えるか分からないから、ファンに心配かけないように付けないんだ…
でも、マネとして見過ごせない。
「グク、今日は先寝てて?」
JK「えっ、どこ行くの?」
「ユンギさんのとこ、やっぱ気になって…」
JK「部屋行くの…?」
「楽屋だと逃げられるから」
JK「っ…」
「じゃあちょっと行ってくるね」
JK「待って、」
「うわっ、」
グクに手を引かれて、抱きしめられる
「った…!」
首に走った痛み
この時の私は、グクの気持ちなんて考える余裕も無かった
「何すんの!」
JK「っ、だって、」
「…もう行くから」
JK「っ、」
もっと分かってあげてたら、
自分がグクの立場で考えられていたら、
ピンポーン
ガチャッ
YG「っ、何してんの」
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作者名:まあさの | 作成日時:2021年2月1日 22時