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you side
慎「A!朝ごはん食べよ!」
いつものようにリビングに行き、皆で朝ごはんを食べる
でも今日は違った
「玲於さん…は?」
玲於さんがいなかった
亜「玲於はもうここにはいないよ」
「え…?」
何を言っているのか分からなかった。
あんなに家族を大事にしていた亜嵐さんが、
玲於さんを手離した…?
龍「玲於には夢ができたらしくて、
海外にダンスをしに行った」
「かい…がい?」
慎「兄さんのダンスすごいんだぞ!
だからきっと成功する!」
「そう…ですか…」
おかしい。
絶対におかしい。
亜「家族の夢は応援するのが当たり前だろ?」
朝ごはんを食べ終わって、食器を洗う。
ふとすぐそばにかかってるカレンダーに目をやると、過ぎた日にちに罰がついていた。
そこで樹との約束まで約束が明日なんだと実感する
本当に来てるのかな。
もしもう私のことなんて忘れて来なかったら?
玲於さんに確認したいけど、もういない…
どうしてあの時、言ってくれなかったの?
トンッ…
「っ、」
突然後ろから私を包み込むように、
キッチンに置かれた手
亜「カレンダーに何かあるのかい?」
「っ…」
逃げられない
そう本能が言った
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ゆりか(プロフ) - ドロドロ楽しみにしてます^ ^ (2020年11月22日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2020年11月21日 23時