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you side
夢を見た。
誰かが光の中で私のことを呼んでる
だけど、私の足には何かが巻きついていて、
私だけ暗闇に引きづられていく。
嫌だ…嫌だ…
光の中の誰かが叫ぶ
"絶対、迎えに行くから。待ってて"
「はっ…」
目が覚めると自分の部屋。
ゆっくりと蘇る記憶。
たしか…急に苦しくなって…眠たくなって…
あの後どうやって帰ったんだっけ…
ガチャ
扉があいた
「っ…」
亜「おはよう」
「おはよう…ございます」
優しく笑った亜嵐さんがいた
私は気づいてる。この笑みが心からの笑みじゃないこと。
亜「どう、よく眠れた?」
「っ、はい」
亜「それはよかった、あのお茶が効いたみたいだね」
「…え?」
亜「A」
「っ!」
亜嵐さんは私の手首をベットに押し付けた。
…痛い…
亜「君は…誰のもの?」
「っ…」
亜「君の居場所はどこ?」
「亜嵐…さん…っ」
亜「君は一瞬でも僕達を捨てようとしたんだ」
「っ、ちがっ!」
亜「違うくない。
嘘までついて、他の男と会ってたじゃないか」
「樹は友達で…っ」
亜「君は僕達を愛してないの?」
「っ…」
亜「僕は君がいなくなったら、とても心が痛くなるのに…」
「亜嵐さん…」
亜嵐さんがとても切なそうな顔をする。
こんな顔…させたかった訳じゃない…
亜「君も…僕を捨てるの…?」
「っ、」
亜「僕を…愛してくれないの?」
まるで幼い子供のよう。
捨てられることを恐れ、寂しがってる
…私と同じ
「…ごめんなさい…」
亜「…え?」
「ずっと、そばにいます」
亜「…よかった…よかった…愛してるよ…」
「私も…愛してます」
亜嵐さんに抱かれながら流した涙は、
罪悪感からなのか、それとも快楽からくるものなのか、
それとも、全てを捨てる決断の苦しさからなのか。
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ゆりか(プロフ) - ドロドロ楽しみにしてます^ ^ (2020年11月22日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2020年11月21日 23時