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#112 ページ12

you side




日曜日。




「ありがとうございました」

玲「今日もバイト頑張ってな」

「っ、はい…」




皆に嘘をついた。

初めてだった。

心が痛かった。





玲於さんの姿が無くなるのを見届けて、
樹との待ち合わせの駅に向かった





「樹!」

樹「お前、おせぇよ〜」

「ごめんごめん」

樹「じゃ、行くか!」





そう言って樹が連れてきたのは、遊園地




「うわぁ…」

樹「何、お前、初めて?」

「うん、行ったことない…」

樹「まじ!じゃあ早くいろんなもん乗ろ!」

「あ、ちょ!」




樹が私の手を引いて、いろんな乗り物に乗せてくれた。


それはもう、楽しかった。


彼らの存在など、忘れるくらいに





気づけば、夕方になっていた





樹「ちょっと休憩するか?」

「うん、そうしよう」




置かれているベンチに座る




樹「飲み物買ってこようか?」

「ううん、私持ってきてる」

樹「じゃあ、俺の買ってくるわ」

「うん、分かった」




私は、今朝亜嵐さんに渡されたお茶を飲む。

今日はなぜか、お茶を持っていくよう言われた。
バイトの時は自分で買ってたのに…




樹と少し休憩した後、遊園地を出る





「もうこんな時間…」

樹「店戻らなきゃだめ?」

「バイトって言って出てきてるから…」

樹「…じゃあさ、最後にあの公園で話そうよ」

「…うん、」








帰りたくない。





そう思ったのは、初めてだった

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ゆりか(プロフ) - ドロドロ楽しみにしてます^ ^ (2020年11月22日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2020年11月21日 23時

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