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玲於side
玲「お前はダメなんかじゃないよ」
「玲於くん?」
玲「別にいいじゃん。頼れば。新しいマネでも俺達からすればメンバーも同然なんだよ」
「玲於…くん」
玲「泣けばいいじゃん」
「で、でも…」
玲「誰も見てない。俺で見えてないから」
「うっ…泣」
その途端子どもみたいに泣き出したA
こいつのこんな姿見たことなくて驚いたけど
なんか、可愛くて
あと、ほかのメンバーは見たことない姿を俺が1番に見れたことに優越感もあった
「グスッ…玲於くん、ありがと」
玲「…」
「も、もう大丈夫だよ?//」
玲「…」
「玲於くん…?」
玲「黙って」
自分でも何を言ってるのか分からなかった
でも、なんか離したくなくて
だって今離したら、また、涼太くんや龍友くんや隼に取られる。他のメンバーだっていつ仲良くなるか分からない
これじゃ、まるで俺がAを…
「もう、ほんとに大丈夫だから…//」
グッと俺の胸を押して引き離したA
玲「…なんでそんな顔真っ赤なんだよ」
「別に真っ赤じゃないし!//」
玲「猿みたいだぞ」
「はぁ!?ちょっと優しいと思ったのに…」
玲「子どもみたいに泣いてたなあ〜ニヤ」
「っ…// ほんとに最悪…なんで玲於くんなのよ」
なんだよ…それ
玲「俺が嫌なのかよ」
「え?」
玲「涼太くんみたいに優しいことも言えねえし、隼みたいにおもしろくねえし、龍友くんみたいにかっこよくもねぇもんな」
「何言ってんの!」
玲「な、なんだよ。さっきまで泣いてたくせに…」
「玲於くんは優しいよ!少なくとも、私は玲於くんがいるおかげで毎日楽しいよ?」
そんなこと言うなよ…この気持ちに気づいちゃうだろ
「玲於くんのダンス私は大好きだし、少しってゆうかすっごいムカつくけど、嫌なこと忘れられる」
玲「っ…//」
大好きなのはダンス…ダンス…
あぁ…もうだめじゃん
玲「…もう、分かったから//」
「なに照れてんだよ…笑」
玲「照れてねえし!
……ありがとう。いろいろ気づけたわ」
「こちらこそ。ありがとう!
あの…泣いてたことはメンバーには…」
玲「分かってるよ。内緒だろ?
その代わり…」
「そのかわり?」
玲「泣く顔見せんのは俺だけな?」
「なんでよ」
玲「Aの弱み」
「なっ!さいてー!!!」
誰にも見せたくないし、
誰にも渡したくない
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GENE love - まあさのさん» ありがとうございます! 読んでるとすごいキュンキュンします! 続き楽しみです! (2019年3月26日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 全然大丈夫です! (2019年3月26日 9時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» 泣かないで~ こちらこそよろしくお願いしてます! 最初タメになってごめんなさい! (2019年3月24日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 泣いちゃいます…泣 これからもお願いします! (2019年3月23日 23時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» いえいえ! すごくお気に入りの小説で読むの凄く楽しみなんです! (2019年3月23日 23時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年3月18日 20時