ただのマネージャーです

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裕太side



俺には彼女がおった。名前は奈々

可愛らしくて、ザ・女の子って感じの子

一緒におると安心出来る存在やった







裕「ただいま〜」


奈「おかえり！裕太くん」


裕「なな〜」


奈「うわ！笑 甘えたモード？」


裕「だって久しぶりなんやんもん笑」


奈「ふふっ笑 おつかれさまー！」







家に帰ったら奈々がいて、久しぶりに会った時にはハグして、キスして、休みの日には奈々とお家デートがあたりまえやった








裕「奈々かわいーなー」


龍「また奈々ちゃんかいな」


亜「最近やばいよね笑」


裕「だって、可愛いし」


メ「なに。マイロじゃなかったの？笑」


裕「黙れじゃがいも」


龍「浮気されとんちゃうんけー？」


裕「んなわけあるかい！」


玲「いや、分かんないよ笑」


裕「やめろや〜笑」







浮気なんてするわけなくて、
されることもない







どこから湧くのか分からんけど、


そんな自信で溢れてた









こんな幸せがずっと続くと思ってた









この幸せが作り物だったと分かったのは





あんがいすぐやった







翌日_





ﾊﾟﾘﾝｯ









裕「うわ、」






最悪な1日の始まりはまるでそれを予兆するかのように縁起が悪かった









裕「おそろいのコップ割れてもうた…」


奈「なんの音ー？」


裕「奈々…ごめん。コップ割ってしもた」


奈「うわ！ちょっと、怪我ない？大丈夫？」


裕「え？うん。俺は大丈夫。それよりコップ…」


奈「コップなんていいよ！また新しいの買お？」


裕「…ごめんな」


奈「ううん！怪我なくて良かったよ…
あ！そうだ、今日の夜ちょっと出かけるね？」


裕「え？どこ行くん」


奈「高校の同級生と飲みに行くの！」


裕「…男？」


奈「違う違う！笑 女だよ！
ほら、早く行かないとマネさん来ちゃうよ！」


裕「ほんまや！じゃあ、行ってくるな」


奈「行ってらっしゃーい！」









俺がもう少し早く奈々の異変に気づけてたら、俺は傷つかへんかったんかな…

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