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玉森side
｢俺のマイホームへようこそ！」
｢うわ、足の踏み場ねぇーじゃん。」
｢あるわ！」
ミツとガヤが笑わせようとしてる、俺のために。
なんで俺を誘ったの。2人で楽しく飲めばいいじゃん。俺がいたら、2人が気を遣うだけなのに。
｢たーまちゃん。ほら、靴脱いで。」
｢…ミツ、俺やっぱり帰るよ。･･･迷惑だよ。」
｢･･･玉。」
すると、ミツが俺のほっぺたを抓った。
｢…みちゅ、いひゃいよ。」
｢玉が帰るなんて言うからだろ。
さっきも言ったけど、俺は2人と呑みたいの。
久しぶりに3人で色んな話もしたいことだしな。玉が帰ったらみっくん、悲しくなるなぁ。」
この目で見つめられると俺が拒否出来ないこと、知ってるよね。
｢…わひゃったきゃら、はにゃしてよ。」
｢えー、この顔可愛いからやだ笑」
｢ちょっと！笑」
何だかんだ弄られてると、
｢北山ー、玉ー！まだー？」
｢ほら、藤ヶ谷が呼んでるぞ。行こう。」
｢ミツ、ありがと。」
こうして３人での宅飲みが始まった。
.
.
でも、不穏な空気が包まれていたけど。
｢でさー、そこで二階堂が噛みだして。もうはちゃめちゃだったんだよ。笑」
｢・・・・・。」
｢あー、飲み終わっちった。2人ともなんか飲みたいものあるか？」
｢いや、俺はいいよ。まだ残ってるしな。」
｢…俺も。」
始めの方はミツとガヤが喋るか、俺とミツが喋るかだったんだけど。ガヤまで黙り込んじゃって最終的にミツが1人で喋って相槌うったりとか。
｢よし、じゃあ俺の分買ってくるよ。留守番頼むな２人共。」
｢えっ！？」
ガヤびっくりしてる。
｢なんだよ。すぐそこのコンビニだって。じゃ、頼むな！」
｢おい、北山待てって！！」
ガヤは焦ってるけど、ミツのあの顔は最初からその気でだろうな。
俺とガヤを仲直りさせようと。
｢行っちまった。ホント北山ってそういう所あるよな。」
｢…そうだね。」
俺自身帰りたかったし、この空気ガヤも俺が居たら居心地悪いだろうから。
｢…ガヤ、俺帰るね。ミツにはごめんって言っといて。」
早く帰ろう、明日からもまた辛い日々が俺には待ってるんだから。
帰ろうとした時、俺の腕をガヤが掴んだ。
｢…ガヤ、離して。も、もう俺帰るから。」
｢玉、俺の話を聞いてほしい。」
そう言ったガヤは真剣な、でもどこか愛しそうな表情で俺を見ていた。
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萩蘭(プロフ) - コメント失礼します！とても見やすいです。見にくいと思ったことはありません。これからも応援しています！更新よろしくお願いします！ (2017年4月3日 1時) (
レス) id: 725e1ca99b (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - かおりさん» お久しぶりのコメントで舞い上がってしまいました笑ありがとうございます！更新頑張りますので、楽しみにしていて下さい！ (2017年4月2日 22時) (レス) id: dda4185c4e (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 藤玉最高です！続き楽しみにしてます!! (2017年4月2日 20時) (レス) id: bfe6691d20 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 大学いもさん» コメントありがとうございます！続きお楽しみにしてて下さいね。私も藤玉大好きです♪更新頑張ります！ (2016年12月4日 16時) (レス) id: dda4185c4e (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - めっちゃおもしろいです。これから玉は、どうなるなるんだろ・・・。楽しみです。藤玉がとっても大好きなので早く続きがみたいです。更新頑張って下さい♪ (2016年11月30日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるごん | 作成日時：2016年7月6日 14時
