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リクエスト番外編【おしおき】6 ページ39

無言のまま私を見つめていた五条先生がゆっくりと私に近づき、持っていた上着を取り上げた。
そして同時に私の後頭部に手をやる。

次の瞬間、私の髪は重力に従ってハラハラと散るように広がった。
五条先生が結っていた私の髪の毛のゴムを取り去ったのだった。

それに気を取られていると、ふいに身体が持ち上がった。
背中と膝の裏に腕をいれられ、私は俗に言う「お姫様抱っこ」という状態になり、五条先生によって運ばれていく。


降ろされた場所は医務室のベッドの上。
真っ白いシーツが目に入るが、これから何が起こるのかが理解できない。
…いや、理解できないわけではないが、あまり理解したくはない。

ベッドに縫い留められたように動けない私に、五条先生が馬乗りになる。
ギシリ、と軋むベッドの音がやけに部屋に響いた気がした。

これはいよいよやばいのでは、頭の中で警鐘が鳴る。



五条先生は目隠しを外し、その恐ろしく美しい、青い宝石のような目で私を見下ろす。


「A」

『…はい。』

「Aはちょっと警戒心がなさすぎると思うんだよね。」

「この体勢が、何を意味してるか分かってる?」

『…。』

「男はみんなあわよくば、チャンスを狙ってる。」

「恵や、悠仁だってそうだ。普段はそんなことに興味ありませんみたいな顔してるけど、あいつらだって状況次第で簡単に君の貞操を奪うことができる。」

「七海は大人だから、自分のことをそんな対象として見てないって?そんなわけないだろ。隙があればがっつくさ。飢えたハイエナのように。」

七海さんがハイエナ…?ちょっと想像つかない。
この状況では、あなたの方がよっぽどハイエナっぽいんですが、とは言いたくても言えない。

「男と2人で夜に食事に行くなんて、その後何されても文句言えないよ?時間が遅くなればなるほど、男はその気になっていくからね。」


「素直にこれからは時間を守るって言えばいいのに、言うこと聞かないからこんなことになるんだよ。」


「A、これはおしおきだよ。」

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夢花(プロフ) - ユリ.さん» ふふふwwwそうなんですかwwwこれぞ小説のちか(((殴 メタメタァ (2021年5月7日 9時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ.(プロフ) - 夢花さん» マジで息できないですよね。(笑)終わった後息も絶え絶えになりますもんね!夢主ちゃんも呼吸困難になったと思いますが、ここで死なせてもアレなのでちゃんと息できたことにしてます。(笑) (2021年5月7日 7時) (レス) id: c519aef02a (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 普通にこしょこしょは死人でますよ?だって息できないもん{笑ってるから}(・_・) (2021年5月6日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ.(プロフ) - 陽菜月さん» 口から心臓はやばい!(笑)しまってしまって〜(笑)もう少し待っててくだされな!まだ本調子になれず…(;_;) (2021年4月16日 6時) (レス) id: 5035154a58 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜月 - もう、続きをワックワック胸を踊らせながら待ってます!!(ワックワック!んあ!?ワクワクしすぎて口から心臓が!?グロイ!) (2021年4月15日 22時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユリ. | 作成日時:2021年4月2日 20時

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