リクエスト番外編【おしおき】1 ページ34
またまた作者の気まぐれによる番外編です。
コメントで嫉妬する五条先生が見たいとリクエストいただきましたので、作ってみました。
本編の暗い雰囲気に作者が耐えられなくなりましたので、このタイミングでの投下です。
本編には全く関係ありませんので読み飛ばしても問題ありません。
ピンクっぽいですが、ギリピンクではないと思います。多分。
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「よし!」
鏡の前で顔を左右に向けながら確認する。
久しぶりのポニーテールだ。
つまり、任務だ。
時間に余裕を持って、高専の玄関を出た。
今日は特に時間に気をつけなければならない。
何故なら今日の任務は、
『こんにちは、七海さん』
「こんにちは、美澄さん」
大人オブ大人の七海さんとだからである。
挨拶を交わし、補助監督の運転する車に乗り込んだ。
今日の任務は隣の県の古い洋館で雑魚呪霊がわんさか湧いているとのことで、時短もかねて七海さんの十劃呪法・瓦落瓦落で一気に肩をつけようという計画である。
建物が崩壊するだろうが、私がすぐに修繕すれば良いので特に心配もない。
七海さんとの任務は初めてである。
歓迎会に来てくれた時にも少し話した程度だったので、私は少し緊張していた。
それを察してくれたのか、七海さんは当たり障りのない話題を提供してくれた。
お陰で気まずい雰囲気にもならず、だんだんと私の緊張もほぐれていった。
しかし七海さんのこの風格で、五条先生より歳下だなんて信じられない。
五条先生のノリがおかしいのか、七海さんが大人すぎるのか、どっちなのだろうか。
(多分前者だろう)
そんなことを考えていたら、現場に到着していた。
禍々しい雰囲気のいかにも出そう!な古い洋館に入っていく七海さん。
私も続いて入り、中の状況を確認する。
予想通り、わんさか呪霊が湧いていた。
「やはり、呪霊の数が多いですね。当初の予定通り、一度私の術式で建物ごと崩壊させましょう。美澄さんは下がっていてください。」
『分かりました。』
七海さんは術式であっという間に洋館を崩壊させ、洋館があったはずの場所は瓦礫やガラスなどの山となっていた。
ここからは私の出番である。
術式を発動させて、洋館を元の姿へ戻す。
禍々しい雰囲気ではなくなったが、ぱっと見は元通りである。
「…すごいですね。」
『いやいや、全然ですよ。なんていうか地味ですよね。みんな命をかけて戦っているのに。』
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夢花(プロフ) - ユリ.さん» ふふふwwwそうなんですかwwwこれぞ小説のちか(((殴 メタメタァ (2021年5月7日 9時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ.(プロフ) - 夢花さん» マジで息できないですよね。(笑)終わった後息も絶え絶えになりますもんね!夢主ちゃんも呼吸困難になったと思いますが、ここで死なせてもアレなのでちゃんと息できたことにしてます。(笑) (2021年5月7日 7時) (レス) id: c519aef02a (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 普通にこしょこしょは死人でますよ?だって息できないもん{笑ってるから}(・_・) (2021年5月6日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ.(プロフ) - 陽菜月さん» 口から心臓はやばい!(笑)しまってしまって〜(笑)もう少し待っててくだされな!まだ本調子になれず…(;_;) (2021年4月16日 6時) (レス) id: 5035154a58 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜月 - もう、続きをワックワック胸を踊らせながら待ってます!!(ワックワック!んあ!?ワクワクしすぎて口から心臓が!?グロイ!) (2021年4月15日 22時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリ. | 作成日時:2021年4月2日 20時