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【jr side】
樹｢おはようございまーす｣
俺がいつものように厨房に入ると、鍋をかき混ぜているこーちの姿が目に入る。
高｢おはよう、樹｣
あぁ……今日は『全締め』の日ね。
……………………昨日帰ってきたばっかだってのに。
開店の準備にかかるべくホールへ行くと、こーちの友人の謎の金髪美人が何故かカウンターに座っている。
そして………問題の男がその近くで仕事に取り掛かっていた。
樹｢おい……そこの色欲ワンコ。ちょっとこっち来い｣
俺が呼ぶと、気だるそうに振り向く北斗。
北｢樹にだけは……そんな呼ばれ方したくないんだけど｣
樹｢お前……昨日こーち抱いたな｣
俺の言葉に、北斗はあからさまに嫌そうな顔をする。
北｢…………だから何｣
樹｢はぁ……いい加減にしろよ。こーちがシャツのボタン全部締めてる時はな、お前のキスマ隠してる時なんだよ。昨日は疲れてたのに……｣
｢自重しろ、えろ村｣
俺に加担してきた金髪さんに、北斗は｢うっさい｣と言い返す。なんだ…北斗とも知り合いなのか。仲悪そうだけど。
｢………クソガキ。そんなんじゃ嫌われる一方だぞ｣
樹｢まぁまぁ！……北斗。こーちの体大事にしてやれよ。……あいつには、言葉にしないと伝わらないって、お前が1番わかってるだろ……？｣
いい加減、好きだと伝えればいいのに。
俺の言葉の意味を汲んで、北斗は俺をじとっと睨む。
北｢言えないから………今の関係に縋ってる………｣
樹｢今はいいかも知れないけど……もしこーちに好きな人でもできたらどーすんだよ………｣
俺がそう言ってため息を吐いた時、外から『あはははは！！！』と賑やかな笑い声が聞こえてきた。
慎｢おっはよーー！なぁ、こーちいるーー？｣
声の主は慎太郎だったようだ。店の扉を勢いよく開けて入ってきた……と思ったら。隣には容姿の良い新顔がいる。
慎｢そこで会って意気投合してさぁ〜、こーちの知り合いだってゆーから連れてきた！｣
｢こ〜ちぃ〜〜！会いに来たよ！AHAHAHAHA！！｣
そいつの声に反応したこーちがパタパタと厨房からでてきた。
高｢えっ……ジェシー？！？！｣
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
