記憶・・・3 *Harryside* ページ3
今日は僕の誕生日………
けどおばさん達はきっと覚えちゃいない
ﾊﾘｰ｢おめでとう、ハリー｣
ﾄﾞｼﾝﾄﾞｼﾝ……
な、なんの音！？
ﾊﾞｰﾉﾝ｢な、なんだ！？！？｣
ﾊﾞﾝｯ
だ、誰！？
ﾊﾞｰﾉﾝ｢誰だぁ！うあぁ！｣
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ(ﾊｸﾞﾘ)｢すまんかったな。｣
ﾊﾞｰﾉﾝ｢今すぐここから出ていけ！家宅侵入罪だぞ！｣
ﾊｸﾞﾘ｢黙れ、ダーズリー。お前は引っ込んどれ。｣
ﾀﾞﾄﾞﾘｰ｢うわあ。｣
ﾊｸﾞﾘ｢おい、赤ん坊の時以来だな、ハリー。ん？思ったより丸っこくなっちょる。特に腹の辺りが…ははっ！｣
ハリーはそっちじゃないよ……
赤ん坊の時以来って……？
ﾀﾞﾄﾞﾘｰ｢ぼっ僕、ハリーじゃないよ…。｣
ﾊﾘｰ｢ぼ、僕だよ。｣
ﾊｸﾞﾘ｢そう、お前さんだよな。土産があるんだ。俺が尻に敷いちまったかもしれんが、まぁ、味の方は変わらんだろう。へへぇ、俺が焼いて字も書いたんだぞ。｣
ﾊﾘｰ｢ありがとう！｣
わぁ！誰かに誕生日祝われたのなんて初めて！
ﾊｸﾞﾘ｢立派な11歳だからな。お祝いせんと。｣
ﾊﾘｰ｢き…聞いてもいいですか？あの……あなたは誰？｣
ﾊｸﾞﾘ｢ルビウス・ハグリッド。ホグワーツの鍵と領地の番人だ。ホグワーツのことは知っとろうな？｣
ホグワーツ？なんだそれ
ﾊﾘｰ｢あの…いいえ。｣
ﾊｸﾞﾘ｢知らん？じゃあお前さんの親がどこで学んだと思うんだ？｣
学んだ？？ホグワーツという場所で？何を…
ﾊﾘｰ｢何を？｣
ﾊｸﾞﾘ｢お前は魔法使いだ。｣
ﾊﾘｰ｢なんだって？｣
魔法使い？？そんなものが存在するはずない
ﾊｸﾞﾘ｢魔法使い。しかも、凄腕になれる。訓練さえうけりゃあ。｣
ﾊﾘｰ｢まさか…、何かの間違いだよ。僕が？魔法使いなわけ、ないもの……。僕は、ただの…ハリーだよ、ただのハリー。｣
そうだ、僕が魔法使いなんて有り得るわけない
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作者名：エイタ― | 作成日時：2017年8月13日 7時
