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藍side


『あっぶねぇ…ジョン怪我ない!?』



ジョン「大丈夫!」



?「晋助様!!怪我はないっスか!?」





────バンッ




?「なっ!!」



『さっきのお返し★紅い弾丸、来島また子さん?』




また子「くっそ!!晋助様!こいつは私が!」



高杉「いや…こいつは俺が殺る。お前は中へ入っとけ。」



また子「……分かったっス。」



しょぼんとした感じが目に見えてわかった。



うん。




すっごく可愛い。





なんて言ってる場合じゃないね、




高杉「遠近戦はやめだ。お前刀は使えるか」





『いや、大丈夫。お前にはこれで充分だ、』




私は服の中に隠し持っていたクナイを両手に5本ずつ。計10本構えた。


※藍ちゃんの服装:月詠と同じような服。模様が違うだけです💦ちなみに髪型はまたまた月詠と同じ前髪アップ(かんざし?も同じ)で後ろは長いためお団子。

本人曰く『私、姉さんみたいになりたい!』との一言から何かに目覚めたのか見た目もそれっぽくなってきた?








『ジョンすぐ戻るからあの物陰に隠れてろ。』


ジョン「わかった。」




高杉「来ねぇのならこっちから行くぞ」



そう言い思いっきり刀を振り上げた高杉。


残念ながら私も伊達に姉さんの戦い方を見てきたわけじゃない。



────カンっカンっ



と音を立てながら相手の攻撃を交わす。



────ピクッ



『手を出すな下っ端!』


ジョンに近づこうとした男の腕をめがけてクナイを投げた。


命中。




ジョンに気を取られていて後ろに居る高杉を忘れていた。



高杉「まだまだだな、」




────グサッ




ジョン「お姉さん!!!」






『あら残念…私これぐらいじゃ死ねないの(・・・・・)



私のお腹へ突き刺さった刀の刃を握って思いっきり捻った。



まぁお腹がえぐれていくのはほっといて




高杉「なっ…!」




流石に高杉もびっくりしたみたいだ。




『隙だらけだよ、高杉 晋助』




刀が刺さったままくるりと後ろを振り返ると、呆然とする高杉。





『これ。返すね。』




お腹に刺さっていた刀を抜き高杉の腰に刺さっている鞘に収めた。




『今度この子に手出したら…あんたの事殺るから。』




高杉「ククッ……おもしれぇ女だ。次会うまでせいぜい死なないようにしな。」




捨て台詞を吐き船に乗り込んだ高杉。









こいつ大事なこと忘れてる。

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作者名:Alice | 作成日時:2017年11月15日 23時

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