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龍side
あれから一年が経った。
今日は12月25日藍の命日。
俺たち3人、紺、木葉さん以外何故か藍の事を忘れてしまっている。
何かおかしい…
藍が亡くなった日から1週間、クラスの奴、先生が藍って誰?と口々に言っていた。
2週間後
俺たち3人と紺、木葉さん以外皆忘れてしまっていた。
藍、俺はさこれからも先お前のことがずっと好きだと思う。
でも時々思うんだ。
この先いつかお前を忘れてしまいそうで。
それが今…明日かもしれない。
でも俺は…あの笑顔だけは忘れられない。
ペアリングを握った瞬間目の前が一瞬だけ白くなった。
俺…何で泣いてるんだ?
何か大切なこと忘れている気がする…
忘れちゃいけない何か…
だめだ思い出せない…
明日にでも思い出すだろうと思い俺は家を出た。
【龍が藍の事を忘れた同時刻】
【紺、木葉、沙羅、優の記憶からも消えた。】
神「ほんとに良かったのかな…僕が記憶を消したことで…」
・この世界から1人の少女が消えた・
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作者名:Alice | 作成日時:2017年11月15日 23時