文〇ルにハマった((( ページ19
その日の夜、日付けが変わる頃中也が帰ってきて見た光景は_______
________酒に吞まれている妹の姿だった。
そういや、此奴成人してンだっけか。と現実逃避したくなるくらいには中也のコレクションしていた葡萄酒の残骸とも言える瓶が並べられていた。
「おいA、なんでそんなに呑んでンだよ……」
「あ、ちゅーや。おかえりぃ」
「ただいま。取り敢えず水飲め」
「いやだよ。酒の味が薄くなる」←
「は?」
中也が認識している中では、此奴はそこまで酒が好きという訳では無かったはずだ。どういう心境の変化だ。
「というのはまぁ〜じょーだんでぇ……水くだしぇえ」
「おう」
水を飲ませ、何故こんなにも呑んでいたのかを聞く。
曰く、推しが呑んでいて気になったからだそうだ。
巫山戯んな、俺の心配を返せ。そしてその推しの名前が中原中也だそうだ。ンだそれ。どこのアニメだ
←
「え、アニメというか〜……ゲーム?」
「ゲームで飲酒シーンでもあんのか?」
「あ、いや呑んでるシーンはアニメだけど、でもゲームにもバーはあるし。何より中原先生だし。酒瓶持ち歩いてるしあの人」←
「ゲームが元のアニメか」
「何時からそんなに理解が早くなったんだい?(太宰声真似)」
「クソ鯖の声真似やめろ」
俺も適当に机に乗っていた酒をひとつ選んでグラスに注ぐ。
「んで、なんてゲームだよ」
「文豪とアル○ミスト。通称文○ル」
「んで、それの推しも俺と」
「そゆこと。でも最推しは秋○先生と南○君」←
「いや聞いてねぇよ」
「○声さん可愛いんだよ。弓引いてる姿とか美しすぎる尊い」←
その場で合掌するA。後で文ア○とかいうやつ調べるか。あるかは分からねぇけど。
「そーかよ」
「それと酒呑んだ理由のもーひとつはねー」
「まだあんのかよ」
お互い1口酒を口に含んでツマミで出していたのだろうチーズを口に入れる。この酒にはチーズより合うやつがあったと思うんだが……此奴にはわからねぇか。
「太宰さんの分の仕事捌いてたら明日初任務になって帰る前にその書類確認しようと見てたらずぶ濡れの太宰さんのせいで紙ぐっちゃになってしわしわになって思わず手が出てしまったそしてあの包帯無駄使い迷惑噴射機と一緒だって死にたい」←
「いやそれはお前が正しいだろ」←
「だよね良かった」←
「あと初任務おめでとう」
「ありがとう」
「太宰となのは乙としかいえねぇ」←
「だよね」←
また酒を飲んでツマミを口に入れる
字数☆
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chu-ya - ボカロはいいよな (2021年9月14日 9時) (レス) id: d04cbc2f0d (このIDを非表示/違反報告)
れー - 前の小説のお母さんが半端ない!wwwあーいう夢主ちゃんの性格好きだし!中也推しになった (2021年9月1日 6時) (レス) id: b5e633d6ad (このIDを非表示/違反報告)
リナ - はぁ。。。夢主ちゃんにもボカロのセンスがあったなんて。。。。。もう好き。愛してる。ありがとうございます。すきいいいぃいいいぃいいぃぃぃいい () (2021年3月29日 3時) (レス) id: 60a485a3f1 (このIDを非表示/違反報告)
華花朱夏(プロフ) - あっそうなんだ() (2020年4月6日 8時) (レス) id: 626da14d5b (このIDを非表示/違反報告)
シオンちゃん大好き!!(プロフ) - あ、あれ?うすじょうものじゃ無くてはくじょうものでは?((((((((((( (2020年4月2日 15時) (レス) id: 626da14d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘘つきちょこれーと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/247/
作成日時:2020年1月23日 21時