あ、自己紹介忘れた← ページ8
***
「成る程ねぇ。君は私達の未来を知っている、と」
「まぁ、そういう事になりますかねぇ…」
今は、丁度私の話が終わった処だ。
因み、文ストについては、アニメしか観ていない(小説は読んだ)ので、横浜で異能力の三大組織が戦争する、としか言っていない。
この話をして未来が変わるなんて嫌だから!絶対!!
だって、中也の御嬢様言葉を録音したいから!!←
そのための対策として、異能力戦争の事については聞かないで欲しい、とは一応言った。言わなくても良かったかもしれないが。
「…中也くん、暫くの間はこの子のことを監視してほしい。敵組織に取られたりしたら困る。それに、うちに置いておけば何かと便利かもしれない」
「首領がそう仰るのなら」
「監視のついでに彼女の面倒をみてあげてくれないかい?」
「首領の御命令とあれば」
中也さん、横顔がイケメンです。もう我が人生に一辺の悔い無しですよ。…まさかリアルでこの言葉を言える時がくるなんて……
「A君、今日から君は中也くんの監視下になるけど、いいね?」
「はい……あ、ひとつお願いを聞いて貰えますか?」
「なんだい?」
「エリスちゃんに会いたいです」
首領はちょっと驚いた顔をしたが、納得した様な顔をして、
「次、君が此処に来るような事があれば。その時に会わせてあげるよ」
と、言った。エリスちゃんとの面会の許可を貰った私は内心でガッツポーズをした。
失礼しました。と言って中原幹部の後ろについて首領の執務室を後にする。
あの巨大な扉は、音も無く開き、音も無く閉まった。一寸不思議に思った。
***
「なんで会わせてくれなかったのよ」
「ごめんねエリスちゃん。次は会わせてあげるから」
「リンタロウ嫌い!」
「酷い!!」
そんな会話をしていることは、Aの知らぬ処であった。
***
「……あ、森さんに自己紹介するの忘れた」←
「馬鹿か手前ェ」
「馬鹿だよ」←
「………」
「あ、私は田辺A。宜しく」
「…宜しくな。俺のことは好きなように呼んでくれて構わねぇ」
「………じゃあ、蛞蝓で」←
「手前っっ!!」
「嘘です。中也さん(笑)」
昇降機を降りた時、私の顔はかなり歪んでいたらしい。
理由?………。言いたくない。
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シオンちゃん大好き!!(プロフ) - こ、更新しますよね……?← (2020年3月10日 9時) (レス) id: 626da14d5b (このIDを非表示/違反報告)
あめだま - 深夜に失礼します´ω`*まだ途中までしか読んでないですが凄く面白いです!!最近暗い話しか読んでなかったので癒しでした(?)。私的には樋口ちゃんの家にも行ってみたいですね…。絶対やつがれ君の隠し撮り写真とかありますよ…( ^ω^) (2020年2月10日 2時) (レス) id: 3ac0e12cb4 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきちょこれーと(プロフ) - 珈音さん» ついでに、名前載せておけだったらなんて打ったら漢字変換できるか教えて貰える? (2019年3月3日 15時) (レス) id: bd15b033c6 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきちょこれーと(プロフ) - 珈音さん» 龍の名前はラメールとネージュでいこうと思うんだけど、名前提案者さんの名前を本編(?)で載せたいんだけど、いい? (2019年3月3日 15時) (レス) id: bd15b033c6 (このIDを非表示/違反報告)
珈音 - 嘘つきちょこれーとさん» どいたま!ちなみにラメールが雪(白かったから)、ネージュが海(日本昔話といえば何故か海のイメージ)って意味だよ!史実の中原先生の作品からとってみたぜ!そして君の作品に私のコメしかないのはきっと気のせいだよ!うん!ピーヤ!\*°∀°*/ピーヤ! (2019年2月27日 23時) (レス) id: e084d8e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘘つきちょこれーと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/247/
作成日時:2018年12月28日 22時