国見キョウダイアイ2 ＊国見英＊

mixed twins…27 ページ3

貴女side




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バタンッ




自分の部屋のドアをしめて座り込む






実際、かなり体がキツい。



体温計ではかると、37.9…



明日は無理だなぁ〜









英は絶対休む気だ。


東京合宿、めんどくさいかもしれないけどせっかくの上手くなるチャンス。


英には参加してもらいたい。








よし、こうなったら応援を呼ぼう！！




携帯を手に取り電話をかける。









「夜分遅くにすみません。Aですけど、ちょっとお願いが…」








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翌朝。



英「熱ある？？」


「うーん。上がってた…」






ベッドの上で抱きつかれながら聞かれる。







「英、そんなにひっつくとうつるよ？」


英「Aからだったら別にいい。」








うん。そういう問題じゃなくて…








英「俺、Aと休むよ。」


「ダメだって〜英はいくんだよ？」


英「看病したい。」


「私、寝てるだけだからすることないよ？」









布団からもぞもぞ出てリビング行って、冷蔵庫の中から冷えピタを取り出す。








英「貼ってあげる。」


「ありがと。」






透明のシートを剥がし前髪をどかして貼る


火照った体に気持ちいい冷たさ








時計を見ると約束の時間。



そろそろ来る頃か…






「英、こっち来て…」





英を玄関まで誘導する



ちょうどその時、





ピンポーーン





来たっ！！









ドアを開けると…





岩泉「よう、来てやったぞ。」


「ありがとうございます。」


及川「おはようっ！Aっ大丈夫？！？」


「頭に響くんで静かにしてもらっていいですか…」







昨日の夜、電話したのは岩泉さん。



英が絶対行かないっていうと思ったから迎えに来てもらった



別に及川さんは呼んでないけどついてきたんだろう…









「英、行ってらっしゃい〜」


英「えっ！？どういうこと？」





岩泉「いくぞ、国見！！」


英「合宿、休ませて下さい！」


岩泉「駄目だ。おい、クソ川おいてくぞ！！」


及川「えっ、待って岩ちゃん！！A!お大事にねー！！」


「はいはい。」


英「A！ちょっ、助けt」


岩泉「おら、いくぞ！！」






「みんな、頑張ってくださいね〜行ってらっしゃい」




英は岩泉さんと及川さんに引きずられて連れていかれた。



ごめん、英。


頑張ってね〜





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