キセキ物語158 ページ10
−−−花宮side−−−
監督「うまくPGの白咲を止めているから流れはこちらにある。この調子で行くぞ、今吉。」
今吉「はい。」
監督「プレー中に何かあったらお前がうまく調整しろ。」
今吉「分かってはりますって〜。せやけど....白咲が起動しない以上、あっちはエンジンなんてかからへん。なあ、花宮。」
花宮「そうですね。」
監督「そうか....任せたぞ。」
今吉「はい。」
.....よく言うぜ。
.....まあ確かに白咲を抑えている以上、パスは回らない。よって周りの選手にもエンジンがかからねぇ。そうしてるのは今吉さん自身なんだけどな。
花宮「....エゲツねぇ((ボソッ」
今吉「なぁんか言うたか?花宮。」
花宮「う"っ......な、なんでもないですよ。」
今吉「それならええけど((ニコッ」
花宮(.....;)
.....マジなんで聞こえてんだよ。心で思ってることとかも読まれるし....。
....こいつの笑顔の裏は冷徹かつ残酷。俺も知らない略知をも巡らせている。そして、相手の表情、しぐさからも読み取ってしまう人の心を読む能力。
こいつとポーカーとかの類の心理戦はやりたくねぇな。.......まるで"サトリ"だ。
今吉「のぉ、花宮。」
花宮「.....なんですか。」
今吉「バスケってのは頭を使ってなんぼ。.....そう思うやろ?」
花宮「.....はい。」
今吉「それなら.....その司令塔であるPGを潰したらどうなると思うん?」
花宮「......!」
.....何言って.....
.
今吉「それこそ終わりや。.....それが、
.
.
....高技術を持つPGならさらに.....な((ニヤッ」
花宮「っ!」
タオルから覗くその三白眼は獲物を狙うかのように白咲を見据えていた。
花宮「......"潰す"なら.....もっと苦しんでもらわないと困ります。」
今吉「お〜こぉわw」
花宮「今吉さんに言われたくありませんよ。」
今吉「お互い様やろぉw.....ワシは可能性があるんならそれをとことん断ち切る....それだけや。」
花宮「.....。」
.
.....ま、そーゆーところが俺と同じ考え
.
だからこそ
.
.
.....テメェが引退するまでは従ってやるよ。
.
......サトリ。
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だお(プロフ) - りんさん» 指摘ありがとうございます(*^^*)URLの期限が切れてしまったのでしょう(^_^;)私の中の作品にイラスト集があり、そちらに全て掲載されております。教えてくれて助かりました(*^^*) (2016年1月14日 23時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
りん - イラスト見れなくて激おこプンプン丸ですよ(´・×・`) (2016年1月14日 22時) (レス) id: bc171dafff (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - イラストにリクエストで猫耳メイドコスをした夢主と、それを見て赤くなるキセキ+虹村をお願いします!! (2015年11月4日 18時) (レス) id: a20353620a (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - 迩妃瑠さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!(°∀° )上手い下手は関係ないですよ♪絵なんて自由なんですから(*^^*)。 (2015年10月10日 23時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - そうですか。受験がんばって下さい (2015年10月10日 22時) (レス) id: cbcb1fdfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年10月2日 12時