キセキ物語153 ページ5
−−−赤司side−−−
審判「これより!決勝戦を始めます!両チーム!互いに礼!」
全「「お願いしやす!!」」
ワアアアアアアアアアア!!!
「うおー!始まったぞ!」
「来るか!?帝光の速攻プレー!」
「虹村のダンクが見れるぞ!」
「虹村を倒せる奴とかいるのか!?あいつは中学No.1選手だろ!?」
試合が始まった途端の会場の盛り上がりは今までにないほど凄くなっている。この中で戦う選手たちにとってはとてつもないプレッシャーだろう。
さっき.....白咲さんたちと睨み合っていたあの2人のことはたまに月バスなどにも載っていた記憶がある。どっちみちかなりのやり手だ。
ピーーーーッ!
ホイッスルの音と共にジャンプボールが上にあがった。それを制したのは......
.
バシンッ!
.
佐藤「しゃぁあ!!」
.
佐藤さんだった。そのまま白咲さんのところへボールが引き寄せられる。そして、ここからいつも通りの速攻プレー。佐藤さん→白咲さん→虹村さんでの連携プレーだ。
......と、思いきや。虹村さんにすぐにパスするはずが、白咲さんはパスせずにドリブルで慎重に攻め始めた。そうなることが分かってたのか虹村さんもダンクのためのスタートダッシュをしていない。
.....試合開始前に話し済みというわけか。
青峰「あれ?虹村さんにパスしねぇの?」
緑間「無理に突っ込んで危険を伴うより、慎重に攻めることにしたのだろう。」
青峰「けどよー、白咲さんどこにもパス出さないぜ?」
紫原「.....あ〜。そういうこと〜。」
青峰「?」
紫原「だ〜か〜ら〜、白咲さんについている4番がそ〜させてるの〜。」
青峰「はぁ?」
紫原「説明面倒くさいからいいや〜。」
青峰「おい!?」
......確かに紫原の言うとおりなのかもしれない。あれから白咲さんはパスをしていない。いや、出せないでいる。
.....けど、あの4番だけで白咲さんを止められるはずがない。もっと.....何か.....何かがある。この胸に引っかかるような感覚はなんだ?
.
.
....そのあと
.
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その引っかかりがなんなのか
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.
予期せぬ事で知ることとなる。
.
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誰もがそうなるとは知らずに。
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だお(プロフ) - りんさん» 指摘ありがとうございます(*^^*)URLの期限が切れてしまったのでしょう(^_^;)私の中の作品にイラスト集があり、そちらに全て掲載されております。教えてくれて助かりました(*^^*) (2016年1月14日 23時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
りん - イラスト見れなくて激おこプンプン丸ですよ(´・×・`) (2016年1月14日 22時) (レス) id: bc171dafff (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - イラストにリクエストで猫耳メイドコスをした夢主と、それを見て赤くなるキセキ+虹村をお願いします!! (2015年11月4日 18時) (レス) id: a20353620a (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - 迩妃瑠さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!(°∀° )上手い下手は関係ないですよ♪絵なんて自由なんですから(*^^*)。 (2015年10月10日 23時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - そうですか。受験がんばって下さい (2015年10月10日 22時) (レス) id: cbcb1fdfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年10月2日 12時