虹村と幼なじみのキセキ物語【最強女主】Part5

キセキ物語177 ページ29

−−−今吉side−−−







くそ.......マジで参ったわ......








主将「残り1分！緩めるな！攻めろ！」


全「「しゃぁあ！！」」









点差も開いたっちゅーのに、まだ気合い入れるかいな、帝光。


白咲を何度も止めようとしたが、結局はダメやった。消えるパスの正体がわかった以上、白咲を無理に意識しないようにすれば止められると思っていた。


せやけど.......


白咲が抜きに来る瞬間意識してしまう......とどのつまりは、このコート上の中で白咲が抜きに来る瞬間だけ、白咲はボールよりも目立つ存在となっているのだ。


バスケってのは必ずコート上ではバスケットボールが一番目立つ存在。


それよりも目立つっちゅーことは、一番意識をされやすいものになるのも当然。


視線誘導........すなわち、視線誘導(ミスディレクション)。


マジックなどに使われる技術としてよく用いられとるが、まさかプレーに入り混じえてくるとか.....。





今吉「.....よお考えたもんやわ((ﾎﾞｿｯ」


貴「っ！」ﾀﾞﾑｯ





白咲はまたワシのことを意にも介さず抜いてしまった。後ろを振り向いた時には、すでに白咲の手元にはボールはない。


バシッと音のした方を見ると虹村と花宮の姿が。





貴「......今吉さん。」


今吉「！」


貴「今回の試合.....俺の中では勝ち負けなしにしときます。」


今吉「！........どーゆーことや。」


貴「今吉さんならラフプレーとか使わずに、対等に戦える力を持ってるはずッス。だから....








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高校まで.....おあずけッスよ((ﾆｶｯ」









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今吉「........は....。ほんと...今回は完全にワシの負けや、白咲......









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高校来るまでにもっと強くなるんやで。そのままの自分でこられても、ワシの成長を見せられんからな....。」






貴「うッス！」









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そして....









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花宮が虹村のダンクを止めようと飛んだが、力ずくでぶち込もうとしたことで花宮は抑えることが出来ず、虹村のダンクが炸裂した。









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ビーーーーーーーーッ！！









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審判「試合終了！優勝！帝光中学校！」








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ワアアアアアアアアアアアアアッッ！！！

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