キセキ物語172 ページ24
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主将「おっしゃぁ!最後だ!力を振り絞れ!」
全「「しゃあ!!」」
「うお!帝光ここで更に気合い入れるか!」
「すげぇよ!」
「おい見ろ!白咲にボールが回ったぞ!」
「来るか!?白咲の1人プレー!」
「白咲の独壇場!!」
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貴(....つっても、もう1人プレーなんてしねぇよ。ここまで全て.....シナリオを作るためのプレー。)
そう......ここまでは。
ドリブルしながら俺をマークしている今吉さんを見てみると、態勢を低くして構えている。俺がまた抜きに来ると分かった上での行動。
他の相手選手もすぐにヘルプに来れるようにと今吉さんの後ろ辺りで、こちらへ視線を配りながら警戒している。
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....準備は整った。
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今吉「自分が強いってのは、よお分かったで、白咲。.....せやけど、それはただの個人プレー。仲間に頼らないただの一匹狼。浮きまくってんで、自分。」
貴「ふん!今吉さんがそんな事言うなんて思ってもなかったッスよ。」
今吉「なんや?ワシが言ったらおかしいかいな?」
貴「そうっスね。今吉さんは......味方を駒としか見てないんじゃないッスか?」
今吉「駒といっちゃあ駒や。....逆に言えば、PGっつーもんは駒を動かすプレイヤーちゃうの?そう考えれば白咲、お前も一緒や。」
貴「違う。確かにPGってもんは指令塔だけど、駒としてなんて見ていない。皆それぞれ個性がある。意志がある。......駒としてじゃない......
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"仲間"として信頼しているからこそ、俺はパスを出す。」
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俺はその瞬間、姿勢を低くして今吉さんを抜く態勢になる。.....と、今吉さんも腰を低くして威圧感のあるディフェンスを仕掛けてきた。
今吉「そんなもん....綺麗事に過ぎんのよ。」
貴「綺麗事で結構ッス。俺には俺の。今吉さんには今吉さんの見解がある。.....けど...
.....勝つのは俺らッスよ!」
今吉さん(!.............来る!)
貴「今からすることは.......誰にも...
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.....止められない((ニヤッ」
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今吉(っ!?..........ボールが消えtッ......)
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次の瞬間
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修のダンクする音が会場中に響き渡った。
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だお(プロフ) - りんさん» 指摘ありがとうございます(*^^*)URLの期限が切れてしまったのでしょう(^_^;)私の中の作品にイラスト集があり、そちらに全て掲載されております。教えてくれて助かりました(*^^*) (2016年1月14日 23時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
りん - イラスト見れなくて激おこプンプン丸ですよ(´・×・`) (2016年1月14日 22時) (レス) id: bc171dafff (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - イラストにリクエストで猫耳メイドコスをした夢主と、それを見て赤くなるキセキ+虹村をお願いします!! (2015年11月4日 18時) (レス) id: a20353620a (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - 迩妃瑠さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!(°∀° )上手い下手は関係ないですよ♪絵なんて自由なんですから(*^^*)。 (2015年10月10日 23時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - そうですか。受験がんばって下さい (2015年10月10日 22時) (レス) id: cbcb1fdfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年10月2日 12時