虹村と幼なじみのキセキ物語【最強女主】Part5

キセキ物語166 ページ18

−−−虹村side−−−



貴「皆とはぐれちまったんだけど;」


虹村「時間までに戻りゃあいいだろ。それよりお前の方が先だ。」


貴「はあ;？」


虹村「.....チッ。ここでいいだろ。」ｸﾞｲｯ


貴「まっ..！？そこ男子便....;！！」









バタンッ









俺は男子トイレの個室の中へAと一緒になだれ込み、フタが閉じている洋式のトイレにAを無理矢理座らせた。



貴「.....もうお嫁行けない。」←


虹村「あ？何言ってんだ。」


貴「デリカシーないわね、虹村くん。」←


虹村「誰もお前が女なんて分からねぇよ。」←


貴「泣くよ？いいの？泣くよ？」←


虹村「キモいから辞めろ。」←


貴「( p_q)泣泣」←


虹村「....茶番は終わりだ、A。........花宮にやられた所見せろ。」


貴「！....な、なんの事だよ。」


虹村「ラフプレーされてただろが。しらばっくれんのか？」


貴「だ、大丈夫だって言ってんだろ？脇腹やられただけし。他は何もねぇよ。」


虹村「.....足の方は？」


貴「完治してたし、捻ったぐらいだ。」


虹村「.....そこじゃねぇよ。」ｸﾞｲｯ


貴「ばっ//！？ちょ.....何してんだよ！？」



俺はAの前にかがみ、隙をついてAの膝裏に片手を入れ左腿を持ち上げた。









.









.









......やっぱり。









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.....持ち上げた時にユニホームが捲れ、Aの左腿が露わになった。


そこには.....









.









....黒い痣が...。









.









俺はその痣を軽く押してみた。



貴「っ.....いってぇえ！！」


虹村「.....ハアァ"ァ"。お前さっき一瞬足を引きずっただろうが。バレバレだっつの。」


貴「いってぇ！わ、分かったから！おっ....押す....なぁあ！泣」


虹村「.....痛いですか？」←


貴「うぐっ;」


虹村「いーたーいーでーすーかー？」←


貴「っ.....痛いです！！」←


虹村「.....たぁくっ、最初から素直に言えよな。...若干血も出てるし。」


貴「...だってよ....また去年みてぇに途中交代されんの嫌だし....。」


虹村「....気持ちは分からなくもねぇが無理してやるのはどうかと思うぜ？」



俺はポケットから湿布とガーゼを取り出した。救急箱から持ってきたのだ。



貴「！」


虹村「....生憎、消毒液持ってくんの忘れたから......今からやることは罰ゲームだと思え。」









.









俺は.....Aの腿に顔を埋めた。

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