夢物語88 ページ46
−−−ゴールドside−−−
青峰「だからってビビッてる暇なんてねえぜ。どれだけ強かろーが、んなもんあのカス共に負けていい理由になるかよ。」
黒子「・・・」
火神「・・・」
緑間「・・・」
青峰「それに・・・昔とは違うってを見せつけねーとな。白咲さんだけが変わった訳じゃねー・・・そうだろ、赤司。」
赤司「!・・・ああ、そうだね。」
青峰「おしっ、行くぞお前ら。」
火神「おう!」
赤司「・・・」
.
.
ゴールド〔チッ・・・一段と調子乗りやがって。勢いづいたところでサル共に勝ち目はねーよ。〕
貴〔とか言って〜ちゃんとしたバスケしてんじゃねーか、ナッシュ。そっちの方がお前にはしっくりくるっつーのに。〕
ゴールド〔ああ"?〕
気に触った俺は後ろを振り向くと、おちょくってるようにしか見えない笑みを浮かべたブラック・・・いや、Aがいて自然と目が見開いた。
そんな顔見せんのいつぶりだよ。
こいつと出会ったのは本当に偶然。3年くらい前、野郎共が集まるストリート場で喧嘩を買っては勝っちまう小柄な奴が現れたって噂になった。顔だけでも見ておこうと行ってみたところ、黒髪で本当に華奢なチビが次々と相手を負かしていた。
そいつはストリートバスケットとは違って、洗練されたバスケスタイルをもっていたからよく覚えている。そんな頃、俺は誰にも言わずに隠れて練習をしていた。
つーか普通は真面目に一生懸命になんて練習する訳がない。だから、人気のないスポーツ場の体育館で練習していた。そこにだ・・・
こいつは来たんだ。
脇に1個ボールを抱え・・・
ストリートではパーカーを着ていたってのに、白いTシャツに短パン、胸元には『TEIKO』という文字が。
.
ゴールド『お前・・・』
貴『あ、えーと・・・貸切だと思ってたんだけど、お前も練習してんのか?』
ゴールド『・・・』
貴『黙りかよ;』
ゴールド『・・・』
貴『なー仲良くしようぜ、俺アメリカにきて日が浅いんだけど〜・・・お前、ナッシュ・ゴールド・Jrだよな?』
ゴールド『!・・・何で知ってんだ?』
貴『おっ、当たりwテレビでお前のお父さんの試合を見た時はもーちょい柔らかい表情してたと思ってたんだけど、ちょっくらひねくれ者だったりw?』
そう言ってチビははにかんだ笑みを見せた。
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mirano助 - 裸の付き合い...だとゥ!虹むーはどうしたよ..ww (2017年7月24日 20時) (レス) id: 95d5bed698 (このIDを非表示/違反報告)
ARATA(プロフ) - ただただ裸の付き合いとやらが気になって仕方ない (2017年7月23日 1時) (レス) id: 2a293a154d (このIDを非表示/違反報告)
あぐり(プロフ) - すみません!文章間違えました!ただしくは、続編とても楽しみです! (2017年7月22日 23時) (レス) id: dc32da4bf3 (このIDを非表示/違反報告)
あぐり(プロフ) - 裸の付き合い…虹村は知っているのかw w続編とても他の君です! (2017年7月22日 23時) (レス) id: dc32da4bf3 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 立て続けに更新ありがとうございます! (2017年7月22日 23時) (レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2017年4月20日 23時